政治・経済の記事一覧

知性とモラルを欠いた日本の国会|田久保忠衛

知性とモラルを欠いた日本の国会|田久保忠衛

つい最近まで日本の最高指導者だった人物が公衆の面前で真っ昼間に暗殺されたのに、国の在り方は問題にもされず、取るに足らぬ瑣末な問題に貴重な時間が徒に費やされている。知性とモラルと勇気を欠いた日本の国会こそ「戦後レジーム」の象徴である。


沖縄県知事選「敗北」の理由と今後の政局|和田政宗

沖縄県知事選「敗北」の理由と今後の政局|和田政宗

再選直後、玉城デニー氏は次のように述べている。「沖縄の未来を描いていくため、基地問題の解決を図っていくこと。私はこれまでもこれからも1ミリもぶれない」。「今回は辺野古の新基地建設が大きな争点だった」とも語っているが、辺野古移設や基地問題は沖縄県民の第一の関心ではなかった――。(サムネイルは玉城デニー氏のTwitterより)


オークションに弾薬製造用機器が!安倍元総理「国葬」とテロのリスク|小笠原理恵

オークションに弾薬製造用機器が!安倍元総理「国葬」とテロのリスク|小笠原理恵

安倍元総理暗殺事件でテロ行為のハードルが下がった。すでにテロリストたちが動き出した予兆は多数ある。そんななか、銃弾や砲弾を作るための機器類が日々、オークションにかけられている……。山上徹也容疑者のように一人静かに自宅で銃弾や砲弾等の爆発物を作っている人物がどこかにいる可能性は否めない。


玉城デニー氏の公約達成率はわずか2.7%!|和田政宗

玉城デニー氏の公約達成率はわずか2.7%!|和田政宗

玉城デニー候補は、選挙の法定ビラに「公約の実現率98.6%」と記載しているが、これに対しては沖縄タイムスからも「不正確」だと追及された。また、玉城候補はSNSなどで、「相手候補は沖縄を潰しにかかっている」と攻撃しているが、抽象的な論争でなく、政策議論をすべきではないか。


航空自衛隊のアラートハンガーも!「撮影禁止!」できない日本の病|小笠原理恵

航空自衛隊のアラートハンガーも!「撮影禁止!」できない日本の病|小笠原理恵

潜水艦や戦闘機、空母の改修工事まで撮影可能な稀有な国として、外国から軍事ファンが大量に押し寄せる日本。自衛隊施設や関連工場が見物できる場所に公園や展望台を置き、ベンチを設置する自治体も多い。軍事情報を観光資源にしてもいいのか。


消えた「国家安全保障会議」 ――日本の安全保障体制を崩壊させる岸田首相|山口敬之【WEB連載第15回】

消えた「国家安全保障会議」 ――日本の安全保障体制を崩壊させる岸田首相|山口敬之【WEB連載第15回】

ナンシー・ペロシの訪台に激怒した中国は8月4日、いっぺんに11発もの弾道ミサイルを日本の周辺海域に着弾させた。このうち5発は与那国島の西側上空を飛び越えて日本のEEZ内に着弾。ところが、岸田首相はこの中国による露骨な恫喝に対して、国家安全保障会議を開催しなかった――。


リニア妨害、川勝平太知事の新たな“難癖”|小林一哉(静岡新聞元記者)

リニア妨害、川勝平太知事の新たな“難癖”|小林一哉(静岡新聞元記者)

「62万人の『命の水』を守る」とリニア工事を妨害してきた川勝知事。地元記者・小林一哉氏が『知事失格』(飛鳥新社刊)で、その「命の水」の嘘を暴いたが、川勝知事は頬かむりを続けている。それどころか、リニア工事について、新たな“難癖”をつけて妨害する始末……。リニアは沿線都府県だけの問題ではなく、日本経済全体の問題。川勝知事のエゴで止めていいはずがない!


防衛費「対GDP比2%」は世界標準であり最低ライン!|和田政宗 

防衛費「対GDP比2%」は世界標準であり最低ライン!|和田政宗 

約5.6兆円という過去最大の要求額となったが、これから予算額を追加で決めていく「事項要求」で、どれだけ上積みできるかがカギとなる。「対GDP比2%」にこだわるのではなく、必要ならば、2%を越えて我が国を守るための十分な予算を確保すべきだ。(サムネイルは防衛省HPより)


首相の原発政策転換を歓迎する|奈良林直

首相の原発政策転換を歓迎する|奈良林直

エネルギー資源を持たない我が国にとって、原子力発電所の最大限の活用は国家存続の唯一の選択肢である。岸田文雄首相が次世代型原発の開発・建設の検討を指示するなどエネルギー政策の大転換を打ち出したことは首相のクリーンヒットである。


【読書亡羊】「全てはプーチンから始まった」民主主義のドミノ倒し ギデオン・ラックマン『強権的指導者の時代』(日本経済新聞出版)

【読書亡羊】「全てはプーチンから始まった」民主主義のドミノ倒し ギデオン・ラックマン『強権的指導者の時代』(日本経済新聞出版)

その昔、読書にかまけて羊を逃がしたものがいるという。転じて「読書亡羊」は「重要なことを忘れて、他のことに夢中になること」を指す四字熟語になった。だが時に仕事を放り出してでも、読むべき本がある。元月刊『Hanada』編集部員のライター・梶原がお送りする週末書評!


昭和天皇 靖國神社への御親拝はなぜ途絶えたのか|和田政宗

昭和天皇 靖國神社への御親拝はなぜ途絶えたのか|和田政宗

昭和天皇が靖國神社に御親拝されなくなったのはA級戦犯とされる方々が合祀されたことにあるとの説があるが、A級戦犯とされる方々が合祀されたのは昭和53年であり、この間の3年間は説明がつかない――。


安倍元総理の遺志を完全に無視した岸田人事|山口敬之【WEB連載第14回】

安倍元総理の遺志を完全に無視した岸田人事|山口敬之【WEB連載第14回】

私は今回の人事に「大いなる異変」を見てとる。「優柔不断から唯我独尊へ」。安倍晋三元総理という重石から解放された岸田文雄という政治家が、その本性を剥き出しにした「岸田の岸田による岸田のための政治」の始まりである――。 (サムネイルは首相官邸HPより)


【読者投稿「安倍総理への思い」追加大募集!】

【読者投稿「安倍総理への思い」追加大募集!】

安倍総理との具体的な想い出や感動したエピソードなどを交えて、皆様の「安倍総理への思い」をお寄せください。弊誌をお読みになったご感想もお待ちしております。


増刊のタイトル なぜ「サヨナラ」か|花田紀凱

増刊のタイトル なぜ「サヨナラ」か|花田紀凱

「『サヨナラ』なんて言いたくない!」「なぜ『さようなら』ではなく『サヨナラ』なのか?」……。増刊のタイトルについて編集部内でも様々な意見がありました。ですが、編集長は「サヨナラ」一択でした。なぜなのか。その理由を初めて明かします!


安倍元総理の国葬「反対」 日本人の想いをゆがめるメディアの世論誘導|和田政宗

安倍元総理の国葬「反対」 日本人の想いをゆがめるメディアの世論誘導|和田政宗

選挙運動中の人物を銃撃し殺害することが、「民主主義への挑戦」でなくて何であろうか。メディアの安倍元総理の国葬に対する攻撃は、「疑惑が払しょくされていない人物を国葬にして良いのか」などの論であるが、無理矢理その流れを一部メディアが作り出そうとしている――。


【読書亡羊】朝日新聞記者の本から漂う不吉な予感 蔵前勝久『自民党の魔力』(朝日新書)

【読書亡羊】朝日新聞記者の本から漂う不吉な予感 蔵前勝久『自民党の魔力』(朝日新書)

その昔、読書にかまけて羊を逃がしたものがいるという。転じて「読書亡羊」は「重要なことを忘れて、他のことに夢中になること」を指す四字熟語になった。だが時に仕事を放り出してでも、読むべき本がある。元月刊『Hanada』編集部員のライター・梶原がお送りする週末書評!


【橋下徹研究⑫】橋下徹がついた致命的なウソ|山口敬之【WEB連載第13回】

【橋下徹研究⑫】橋下徹がついた致命的なウソ|山口敬之【WEB連載第13回】

橋下徹氏は、上海電力のステルス参入問題について、繰り返しウソをつき続けている――。にもかかわらず、7月26日、橋下氏はツイッターでこう吠えた。「月刊ハナダよ、俺と上海電力を闇と言うなら、安倍さんを含む自民党と旧統一教会も闇だと言えよ。人を見て主張を変えるアンフェアの典型やな。近々フェアの思考という本を出すから、それでフェアについて勉強しろ」。フェアでないのは橋下氏のほうだ!(詳細は26日発売の9月号をお読みください!)


安倍晋三総理の功績|和田政宗

安倍晋三総理の功績|和田政宗

安倍晋三総理が目指した国家像を考えた時、憲法改正をはじめとした戦後レジームから脱却が最大の目標であったわけだが、安倍総理がまず目指したのは「豊かで平和な日本」を取り戻すことであった。経済を強くすることは外交力につながり防衛力にもつながるからだ。功績の一部を振り返るだけでも、あまりに偉大な方だったということがわかる――。


憲法改正を必ず成し遂げる|高市早苗

憲法改正を必ず成し遂げる|高市早苗

現代と次代に生きる国民の生命、領土、国家の主権と名誉を守り抜ける憲法の制定は急務だ。遺された同志議員の力を結集して、必ず成し遂げる。


安倍元首相の死を、「国内騒擾」に使われないために今できること ジョン・ウィッティントン著、定木大介訳『暗殺から読む世界史』(東京堂出版)

安倍元首相の死を、「国内騒擾」に使われないために今できること ジョン・ウィッティントン著、定木大介訳『暗殺から読む世界史』(東京堂出版)

その昔、読書にかまけて羊を逃がしたものがいるという。転じて「読書亡羊」は「重要なことを忘れて、他のことに夢中になること」を指す四字熟語になった。だが時に仕事を放り出してでも、読むべき本がある。元月刊『Hanada』編集部員のライター・梶原がお送りする週末書評!(今回はちょっと遅刻しました)