北村淳 著『尖閣を守れない自衛隊』 (宝島社新書)より
なかでも日本を攻撃するために1970年代に開発された「東風21」は1991年から実戦配備が始まり、現在では1000基がいつでも日本を攻撃できる体制になっていると言われている。
そしてその発展系である「東風21D」は日米の空母やイージス艦を破壊する「空母キラー」として、日米の安全保障環境を著しく悪化させている。
中国の核ミサイルの脅威は、北朝鮮の比ではないのだ。
その中国が1度に11発もの弾道ミサイルを発射したのに岸田首相はなぜ国家安全保障会議を招集しなかったのか。何か中国に弱みでも握られているのだろうか。