ネッシーのロマン|なべやかん

ネッシーのロマン|なべやかん

大人気連載「なべやかん遺産」がシン・シリーズ突入! 芸能界屈指のコレクターであり、都市伝説、オカルト、スピリチュアルな話題が大好きな芸人・なべやかんが蒐集した選りすぐりの「怪」な話を紹介!信じるか信じないかは、あなた次第!


UMAのチャンピオン

ここ最近、都市伝説がブームになっている。80年代、“口裂け女”や“なんちゃってオジサン”の登場で都市伝説ブームが起こった。ところが、80年代と最近のブームはちょっと違う。
 
都市伝説の内容が、妙にリアルだったり、子供だけでなく大人が恐怖を感じたりしている。特に陰謀論が増え、政府や財務省やアメリカの日本への関与といったどこまで本当でどこから嘘なのかわからない情報が流れている。
 
政府が何か法案を通そうとしている時は芸能人のスキャンダルを流して国民の関心を背けさせるなんてこともまことしやかに言われている。最近、我が国の情報を集めている部署の人やキー局の報道番組のプロデューサーなどと会食をし、そういったことを聞くと、全員が「我々、そこまで暇じゃないですよ」と苦笑する。

この件に関しては、都市伝説が事実の様に世間に広まり、それがほぼ真実の様に言われている気がする。そして、ここ最近の都市伝説は陰謀論と差別化するのが難しくなっているようだ。
 
以前の都市伝説は、UMA(未確認生物)や宇宙人がトップスターだった。しかし、そういったスター達にも変化が起こっている。UMA(未確認生物)の中でチャンピオンクラスと言ったらネッシーだろう。ネッシーの名前は知っていても、ネッシーに関して詳しく知っている人はどれくらいいるだろうか?
 
1934年4月、スコットランドの高地にあるネス湖で6500万年前に絶滅したプレシオサウルスのような写真が撮られた。その生物は、ネッシー(女性名詞)と名付けられ、一躍有名に。みんなが知っている最も有名なネッシー写真を発表したのは、外科医のロバート・ケネス・ウィルソン氏(本当は産婦人科)で、この写真は通称「外科医の写真」と呼ばれている。

Getty logo

衝撃ニュースが

1970年代に入ると、日本でネッシーブームが起こった。1972年、康芳夫氏(オリバー君を連れてきたり、猪木VSアミン大統領戦を組もうとした人)が、元東京都知事の石原慎太郎氏を引き連れて、ネッシー番組を制作。石原さんはネス湖に100万ボルトの電流を流し、ネッシー捕獲作戦を企んだ。石原さんは「ネッシー捕獲のあかつきには、頭をエリザベス女王に、ヒレはアン女王と毛沢東に」と言って、大ヒンシュクを買ったのだ。
 
1977年、大洋漁業のトロール船・瑞洋丸がニュージーランド沖海底300メートルから、奇怪な生物の死骸を引き上げた。全長10メートルのその死骸はかなり腐敗していたが、姿がプレシオサウルスに似ていた。この死骸は、プレシオサウルスに似ていることから、ニューネッシーと呼ばれることになる。そんなこともあって、ネッシーブームに火がついたのだ。
 
時が立ち1994年、衝撃ニュースが報道された。ネッシーをUMA界の大スターにしたネッシー写真「外科医の写真」が嘘だったと、当時写真を撮ったグループの一人であるクリスチャン・スパークリング氏が告白したのだ。あの写真のネッシーは、潜水艦に蛇の首を付けた模型で、幅46センチ、水面からの高さ30センチという意外と小さい模型だったそうだ。
 
この報道を聞いた時、UMAにロマンを抱いていた多くの人は落胆した。本当に本当に落ち込んだ。ずっと誰がついた嘘を追いかけていたわけだから。
 
ネッシーはいないのか!?そんな悲痛な叫びが聞こえてくる。が、しかし、ネス湖でのネッシー目撃談やネッシー写真は「外科医の写真」意外にもあるのだ。では一体、それらの正体はなんなのだ?
ネッシー目撃情報は、全て嘘だったのか?
ネッシーは本当にいないのか?
 
1977年、大洋漁業のトロール船・瑞洋丸が引き上げたニューネッシーを見て「恐竜は生きていた」とロマンを抱き多くの人が期待した。ニューネッシーは、腐敗していたため、かなり臭かったそうだ。そのため、陸揚げされずに海に捨てられたのでロマンはまた海の中へ……。
 

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