記事一覧


新聞・テレビが報じない“脱会屋”の犯罪【ルポ統一教会1】|福田ますみ

新聞・テレビが報じない“脱会屋”の犯罪【ルポ統一教会1】|福田ますみ

ベストセラー『でっちあげ』で新潮ドキュメント賞を受賞したノンフィクション作家の福田ますみ氏が、「報じられない旧統一教会問題」を徹底取材。第1回目は「“脱会屋”の犯罪」。人為的に“被害者”を作り出し、カネを貪るシステム化された犯罪の構図。彼らの「裏の顔」をテレビは絶対に報じない。


習近平が狙う「毛沢東越え」と国家による「臓器狩り」|和田政宗

習近平が狙う「毛沢東越え」と国家による「臓器狩り」|和田政宗

第20回中国共産党大会によって、習近平独裁は完全に確立された。国際社会は中国の横暴を阻止しなくてはならないが、まだあまり知られていない問題もある。それは、中国がウイグル人や政治犯とされる人たちから移植用の臓器を摘出する「臓器狩り」についてだ。


なべやかん遺産|手踊り人形

なべやかん遺産|手踊り人形

芸人にして、日本屈指のコレクターでもある、なべやかん。 そのマニアックなコレクションを紹介する月刊『Hanada』の好評連載「なべやかん遺産」がますますパワーアップして「Hanadaプラス」にお引越し! 今回は「手踊り人形」!


対北朝鮮外交の落とし穴|島田洋一

対北朝鮮外交の落とし穴|島田洋一

危惧されるのは、米バイデン政権がブッシュ(子)政権の犯した対北朝鮮外交の歴史的失敗を繰り返さないかである。2007年2月の金融制裁解除を皮切りに、歯止めなき圧力緩和の急坂を転げ落ちていった過去を覚えているだろうか。


言葉だけの核抑止重視であってはならない|太田文雄

言葉だけの核抑止重視であってはならない|太田文雄

ロシアのウクライナ侵略を抑止できなかった主たる要因の一つは、バイデン米大統領が本来曖昧にしておくべき米軍事力使用の可能性について、昨年末にその選択肢を明確に排除したことである。


「トリプル危機」を無視する選良たち|湯浅博

「トリプル危機」を無視する選良たち|湯浅博

日本はロシアの侵略戦争、中国の台湾恫喝、北朝鮮のミサイル乱射のトリプル危機の最前線にある。ところが国会の選良たちは、国内スキャンダルの泥仕合に明け暮れて、国家や国民を守る気概もない。


日本独自の核抑止戦略を早急に構築せよ|織田邦男

日本独自の核抑止戦略を早急に構築せよ|織田邦男

「唯一の被爆国」というのは「特権」でもなければ、敵が攻撃を躊躇するような「抑止力」にもなり得ない。清水幾太郎氏が著書「日本よ国家たれ」で喝破したとおりである。「被爆国」だから非核三原則というのは、もはや通用しない。


ウクライナは「ホロドモール」を忘れない!|小笠原理恵

ウクライナは「ホロドモール」を忘れない!|小笠原理恵

ある者は「政治的妥結!」と叫び、ある者は「プーチンが停戦だと呼び掛けたのだから乗るのが筋だ」と叫ぶ。ウクライナが妥協すれば、平和な社会が戻ってくると本気で思っているのだろうか。約束を守らないのがロシアであり、ロシアの残虐性をウクライナは誰よりも知っている――。


「オール沖縄」から「沖縄」を取り戻す!|和田政宗

「オール沖縄」から「沖縄」を取り戻す!|和田政宗

那覇市長選で自民党が推薦する知念覚候補が、革新のオール沖縄系候補を破り初当選を果たした。「オール沖縄の政策では未来が開けない」。今年沖縄で行われた7市全ての市長選で、自民推薦候補が勝利したのはまさに沖縄県民のそうした声の表れである――。


伊藤詩織氏の「いいね」訴訟はジャーナリズムの自殺行為だ|山口敬之【WEB連載第19回】

伊藤詩織氏の「いいね」訴訟はジャーナリズムの自殺行為だ|山口敬之【WEB連載第19回】

伊藤詩織氏は、ジャーナリストを自称している。ジャーナリストを標榜するのであれば、言論や表現の自由を出来るだけ制限しない社会を目指すのが当然だ。だが、伊藤氏が作り出そうとしているのは、「気軽にSNSボタンも押せない息苦しい社会」である――。


【読書亡羊】工作員の手を離れた「情報戦」がアメリカ社会を破壊する ティム・ワイナー『米露諜報秘録』(白水社)、藤原学思『Qを追う―陰謀論集団の正体』(朝日新聞出版)

【読書亡羊】工作員の手を離れた「情報戦」がアメリカ社会を破壊する ティム・ワイナー『米露諜報秘録』(白水社)、藤原学思『Qを追う―陰謀論集団の正体』(朝日新聞出版)

その昔、読書にかまけて羊を逃がしたものがいるという。転じて「読書亡羊」は「重要なことを忘れて、他のことに夢中になること」を指す四字熟語になった。だが時に仕事を放り出してでも、読むべき本がある。元月刊『Hanada』編集部員のライター・梶原がお送りする週末書評!


習近平総書記「異例3期目」へ 「独裁の国賊、習近平を罷免せよ」の横断幕も|和田政宗

習近平総書記「異例3期目」へ 「独裁の国賊、習近平を罷免せよ」の横断幕も|和田政宗

中国共産党大会が開幕した。習近平体制はより盤石となっているが、国民の中には、体制への不満が潜在的にある――。3期目の5年間で、中国はどこへ向かうのか、政権転覆の可能性はあるのか、武力による台湾統一はあるのか、和田政宗議員が徹底分析!


財務省主導の防衛国債反対論を排す|櫻井よしこ

財務省主導の防衛国債反対論を排す|櫻井よしこ

政府内では財務省主導でプライマリーバランス(PB)を重視し、防衛国債の発行に反対する動きが加速中だ。自らの内閣を「政策断行内閣」だと誇る岸田首相は、日本が平時ではなく有事にあるとの認識をまず明確にし、国防体制の根本的転換を実現しなければならない。


中国、ロシア、北朝鮮……「戦争をさせない」ための国づくりを急げ!|和田政宗

中国、ロシア、北朝鮮……「戦争をさせない」ための国づくりを急げ!|和田政宗

抑止力を高める議論をするだけで、『「戦争する国づくり」を許すな!』と主張する日本共産党。アジアの安全保障環境が急激に変化し危機的状況となっているなか、ではどうやって我が国を守るのか。「戦争をする」のではなく、「戦争をさせない」ための国づくりが今こそ必要だ!


【読書亡羊】「沖縄の反基地運動をおちょくる風潮」で喜ぶのは誰か 川名晋史編『世界の基地問題と沖縄』(明石書店)

【読書亡羊】「沖縄の反基地運動をおちょくる風潮」で喜ぶのは誰か 川名晋史編『世界の基地問題と沖縄』(明石書店)

その昔、読書にかまけて羊を逃がしたものがいるという。転じて「読書亡羊」は「重要なことを忘れて、他のことに夢中になること」を指す四字熟語になった。だが時に仕事を放り出してでも、読むべき本がある。元月刊『Hanada』編集部員のライター・梶原がお送りする週末書評!


台湾有事はこうして起こる|山崎文明

台湾有事はこうして起こる|山崎文明

「中国の台湾侵攻を阻止するには、台湾海峡に機雷原を敷設することである」―アメリカの最新研究が今話題を呼んでいる。一方で、中国による機雷敷設によって台湾有事が勃発するシナリオも現実味を帯びる。もし台湾海峡が封鎖されれば日本はどうなるのか。報じられない「台湾有事の盲点」を緊急分析する。


自衛官の給料明細を公開! これっぽっちの給料で日本を守れるのか?|小笠原理恵

自衛官の給料明細を公開! これっぽっちの給料で日本を守れるのか?|小笠原理恵

10月4日午前、北朝鮮が弾道ミサイル1発を発射。日本上空を通過し、太平洋上に着弾した。日本がやるべきことはたくさんある。そのうちのひとつを国防ジャーナリストの小笠原理恵さんが緊急提言!自衛隊員の待遇改善なしにこの国の未来は守れない!


大泣きした菅前総理の弔辞と謝罪ですまない玉川徹氏|和田政宗

大泣きした菅前総理の弔辞と謝罪ですまない玉川徹氏|和田政宗

一般献花の長い列からも分かるように、安倍元総理への弔意は国民の多くが持っており、国葬実施後のSNSの反応も、「国葬をして良かった」との声が多数だった。各国代表の方々の弔意に応えるためにも、やはり国葬でなければならなかったと実感している。


“報道テロリスト”金平茂紀に与えられた使命|山口敬之【WEB連載第18回】

“報道テロリスト”金平茂紀に与えられた使命|山口敬之【WEB連載第18回】

9月一杯で「報道特集」のキャスターを降板させられた金平茂紀氏。金平氏とは一体どういう人物なのか。かつてともに仕事をした山口敬之さんが金平氏の本性を暴く!


【朝鮮半島通信】北朝鮮は安倍暗殺を「CIAの陰謀」と見ている!|重村智計

【朝鮮半島通信】北朝鮮は安倍暗殺を「CIAの陰謀」と見ている!|重村智計

北朝鮮はなぜ、安倍晋三元首相の死去を一切報じないのか。一般的には「指導者暗殺」がタブーだからと説明されるが、実は違う。ポイントになるのは、9月に北朝鮮で採択された「核兵器使用法」だ。なぜこの法律が安倍暗殺にかかわってくるのか。