慰安婦像問題 なぜ日本は負け続けるのか|山岡鉄秀

慰安婦像問題 なぜ日本は負け続けるのか|山岡鉄秀

――なぜ、韓国のみならず、世界中に日本の慰安婦制度に関する碑や像が立ってしまうのか。大阪市が姉妹都市交流を解消したサンフランシスコ市の事例から、日本側が抱える根本的な問題に迫る――


〈サンフランシスコ市に設置予定とされる慰安婦像の碑文は日韓合意を傷つけかねないものです。不確かで一方的な主張がそのまま碑文に記され公共の場に設置されることになれば、世界の多くの人々がそれを事実として誤認してしまう可能性も懸念されます〉

〈議会としても決議案の議決という形で明確に意思を表明することこそが、市民の信頼にこたえる議会の責任ではないでしょうか〉

大阪自民は何をしたのか

一方、自由民主党市民クラブの森山よしひさ議員は、以下のような反対討論を行った(要旨抜粋)。

〈そもそも、姉妹都市であるサンフランシスコ市と本市の間では、2013年、橋下前市長の『慰安婦制度が必要だったということは誰にでもわかる』とする発言によりサンフランシスコ市訪問が中止になり、また、サンフランシスコ市において、慰安婦制度を正当化する態度と発言を強く非難するとの決議を全会一致で採択された経緯があります。

相手との関係をわざわざ悪化させる手法をとっておられることも大変残念であります。決議という手法ではなく、政府の動向を注視し政府との緊密な連携をとりながら慎重に対話を重ねていくことが、姉妹都市間の今後一層の関係発展に寄与するとともに、問題解決の一歩につながる手法ではないでしょうか〉

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