「独立宣言」を起草した崔南善(チェナムソン)
崔南善は三一運動において「独立宣言」を起草し、懲役2年6カ月の判決を受けたが、刑期満了を待たずに1921年10月に仮出獄した。出獄後、彼は朝鮮銀行総裁美濃部俊吉の資金援助によって雑誌『東明』を発行。日本の出版物の翻訳など日本文化の普及に力をいれた。1928年には朝鮮史編集委員となり、中枢院参議にも選ばれている。
1943年に彼は李光洙らとともに勧説隊として渡日し、明治大学、東洋大学その他の大学に学徒兵督励のために遊説した。その時の彼の演説は次のようなものであった。 「昔から、春秋に義戦はないといわれているが、今度の戦争を義戦──聖戦といわずして何といえようか……大東亜の建設、全人類の解放、主義と信念と理想を生かすための聖なる戦いに行くことは何と快心事であることか。……日本国民としての忠誠と朝鮮男児としての意気を発揮して、一人残らず出陣することを願う次第である」
このような三一運動の闘士たちの熱烈な呼びかけによって、多くの朝鮮の若者も大東亜戦争の大義のために立ちあがった。戦いには敗れたものの、大東亜戦争を戦ったからこそ人種平等の世界が地球上に実現した。そしてその陰に、数多の朝鮮の人々の活躍があったことを我々日本人は記憶に留めておかねばならない。
崔南善(チェナムソン)
真実の歴史を突き付けよ
韓国では戦後歴史を歪曲し、日本統治時代を「不法な植民地支配だった」と決めつけて徹底した反日教育を行っている。その主要題材となっているのが三一運動であり、日本の官憲や軍隊による「残虐な弾圧」を子供たちに徹底的に教え込んでいる。しかもその根拠とされているのは、ここで明らかにしたように朴殷植が日本を貶めるために書いた『朝鮮独立運動之血史』という日本を貶めるために書かれた「ホラー小説」なのだ。
今回の日本政府による貿易管理強化に対して韓国人が「クレージー」と思えるほど過激に反応しているのも、「ホラー小説」を信じて日本を「悪魔の国」と思い込んでいるからにほかならない。相手が悪魔であるからには、日の丸を焼こうが何をしようが構わないのだ。