【橋下徹研究⑧】咲洲メガソーラー入札の重大疑惑―「副市長案件」の闇を暴く!|山口敬之【WEB連載第8回】

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私はこれまで「橋下徹・上海電力疑惑」について、大阪維新の会や日本維新の会などを一緒くたに攻撃することは極力避けてきた。しかし、松井一郎大阪市長が今回のように「副市長案件であの制度を決めた」といい加減な発言をするのであれば、橋下氏や松井市長本人のみならず、大阪維新の会や日本維新の会の所属議員も大火傷を負うことになると警告しておく。


この会社の登記簿謄本には、驚くべきことが書いてある。伸和工業が会社の定款に太陽光ビジネスを書き加えたのは、入札日まで1か月を切った11月8日だったのだ。

会社は定款にない業務はできない。伸和工業は入札段階ではメガソーラーはおろか、「いかなる太陽光ビジネスについても実績ゼロ」の会社だったのだ。

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