柳錫春教授の授業全録音公開!「慰安婦は売春の一種、日本にだけ責任を問うことではない」|メディアウォッチ編集部

柳錫春教授の授業全録音公開!「慰安婦は売春の一種、日本にだけ責任を問うことではない」|メディアウォッチ編集部

「慰安婦は売春の一種、日本にだけ責任を問うことではない」―授業中に行った発言により大学を追われ社会から抹殺された柳錫春前延世大教授。この度、柳教授の授業を録音した音声を独自に入手した韓国メディアウォッチが、その全貌を明らかにする。柳教授が語った韓国社会でタブー視される慰安婦の不都合な真実。


Getty logo

「よって、いわゆる挺対協が割り込んでハルモニたちを一堂に集め、教育をしました。そして、同じ言葉を言うようにした。挺対協がなかったら、この方たちも各自散らばって各々の人生を送ったことでしょう。過去に自分がそのような生活をしたことについて、大袈裟に語ることはなかったでしょう。いまはある種、(暗い過去を)恥ずかしげもなく叫んでいます。自分が過去にそうした生活をしたということを話し、テレビに出て騒いでいますね。かつては、いわゆる日帝が終わった直後にはネズミが死んだように帰って行って、そのまま暮らした方々です。この方々が年月を経て、歳月が過ぎて、いま挺対協が割り込んで国家的にお前たちは被害者だ、だから全く同じことを語る人々が集まり互いに『リインプット(reinput)』している。互いの記憶を新たにフォーマットして」

柳前教授は、挺対協は北朝鮮に追従する団体であり、統合進歩党幹部と挺対協幹部が絡む問題も指摘した。検察は柳前教授のこの発言も、虚偽事実名誉棄損という立場だ。

「挺対協の核心幹部たちが、統進党幹部であることはご存じですか? 挺対協の活動している人たちと統進党幹部たちとは絡んでいます。それをご存じですか? 証拠を私が後でお見せしましょう。挺対協が本当に純粋に、慰安婦ハルモニためだけの団体でしょうか? 大韓民国を覆そうとする団体です。慰安婦ハルモニたちというよい飯の種があるのです、皆さんのように優しいひとたちの心の琴線を揺さぶるのです。

(中略)『挺身隊ハルモニ』という名称も当初から変ですし、今なら名称を変えたでしょう。その団体が最初作られた時の活動が、北朝鮮と連携していたと私は見ています。いま統進党の核心幹部たちが挺対協の活動をしていると言うのです。統進党は北朝鮮と近いことは認めますね? 統進党を解散させたことが朴槿恵の誤りだと? 統進党の李石基のような奴らは、北朝鮮の手先なのです。北朝鮮に追従する人々が裾野を広げるために、青年たちの義侠心に火をつけるために挺身隊問題協会という団体を作り、慰安婦ハルモニたちを利用しているのです」

柳前教授はもちろん自身のこうした発言は全て事実であり、何の問題も無いという立場だ。柳前教授は、最近、検察の3つの起訴争点全てに反論し、学問の自由と真実のために闘争するという意志を明らかにした。

(関連記事:ソウル西部地方検察庁の起訴状を受けて|柳錫春
https://hanada-plus.jp/articles/591)

関連する投稿


慰安婦問題を糾弾する「日韓共同シンポジウム」の衝撃(東京開催)|松木國俊

慰安婦問題を糾弾する「日韓共同シンポジウム」の衝撃(東京開催)|松木國俊

日米韓の慰安婦問題研究者が東京に大集合。日本国の名誉と共に東アジアの安全保障にかかわる極めて重大なテーマ、慰安婦問題の完全解決に至る道筋を多角的に明らかにする!シンポジウムの模様を登壇者の一人である松木國俊氏が完全レポート、一挙大公開。これを読めば慰安婦の真実が全て分かる!


「核爆弾の奴隷たち」北朝鮮驚愕の核兵器開発現場|石井英俊

「核爆弾の奴隷たち」北朝鮮驚愕の核兵器開発現場|石井英俊

「核爆弾の奴隷たち」――アメリカに本部を置く北朝鮮人権委員会が発表した報告書に記された衝撃的な内容。アメリカや韓国では話題になっているが、日本ではなぜか全く知られていない。核開発を進める独裁国家で実施されている「現代の奴隷制度」の実態。


「もしトラ」ではなく「トランプ大統領復帰」に備えよ!|和田政宗

「もしトラ」ではなく「トランプ大統領復帰」に備えよ!|和田政宗

トランプ前大統領の〝盟友〟、安倍晋三元総理大臣はもういない。「トランプ大統領復帰」で日本は、東アジアは、ウクライナは、中東は、どうなるのか?


【読書亡羊】「K兵器」こと韓国製武器はなぜ売れるのか 伊藤弘太郎『韓国の国防政策』(勁草書房)

【読書亡羊】「K兵器」こと韓国製武器はなぜ売れるのか 伊藤弘太郎『韓国の国防政策』(勁草書房)

その昔、読書にかまけて羊を逃がしたものがいるという。転じて「読書亡羊」は「重要なことを忘れて、他のことに夢中になること」を指す四字熟語になった。だが時に仕事を放り出してでも、読むべき本がある。元月刊『Hanada』編集部員のライター・梶原がお送りする時事書評!


韓国大統領・尹錫悦の犯罪、保守派は幻想を捨てよ|邉熙宰(ピョンヒジェ)

韓国大統領・尹錫悦の犯罪、保守派は幻想を捨てよ|邉熙宰(ピョンヒジェ)

尹錫悦に騙されてはならない!文在寅政権下で検察総長を務めた男が過去に行った国家を揺るがす驚くべき犯罪。尹錫悦の「親日政策」は完全な偽物だ!韓国メディアウォッチの邉熙宰氏が緊急警告。


最新の投稿


【今週のサンモニ】反原発メディアが権力の暴走を後押しする|藤原かずえ

【今週のサンモニ】反原発メディアが権力の暴走を後押しする|藤原かずえ

『Hanada』プラス連載「今週もおかしな報道ばかりをしている『サンデーモーニング』を藤原かずえさんがデータとロジックで滅多斬り」、略して【今週のサンモニ】。


【読書亡羊】「時代の割を食った世代」の実像とは  近藤絢子『就職氷河期世代』(中公新書)

【読書亡羊】「時代の割を食った世代」の実像とは  近藤絢子『就職氷河期世代』(中公新書)

その昔、読書にかまけて羊を逃がしたものがいるという。転じて「読書亡羊」は「重要なことを忘れて、他のことに夢中になること」を指す四字熟語になった。だが時に仕事を放り出してでも、読むべき本がある。元月刊『Hanada』編集部員のライター・梶原がお送りする時事書評!


【今週のサンモニ】臆面もなく反トランプ報道を展開|藤原かずえ

【今週のサンモニ】臆面もなく反トランプ報道を展開|藤原かずえ

『Hanada』プラス連載「今週もおかしな報道ばかりをしている『サンデーモーニング』を藤原かずえさんがデータとロジックで滅多斬り」、略して【今週のサンモニ】。


トランプ再登板、政府与党がやるべきこと|和田政宗

トランプ再登板、政府与党がやるべきこと|和田政宗

米国大統領選はトランプ氏が圧勝した。米国民は実行力があるのはトランプ氏だと軍配を上げたのである。では、トランプ氏の当選で、我が国はどのような影響を受け、どのような対応を取るべきなのか。


【今週のサンモニ】『サンモニ』は最も化石賞に相応しい|藤原かずえ

【今週のサンモニ】『サンモニ』は最も化石賞に相応しい|藤原かずえ

『Hanada』プラス連載「今週もおかしな報道ばかりをしている『サンデーモーニング』を藤原かずえさんがデータとロジックで滅多斬り」、略して【今週のサンモニ】。