「よって、いわゆる挺対協が割り込んでハルモニたちを一堂に集め、教育をしました。そして、同じ言葉を言うようにした。挺対協がなかったら、この方たちも各自散らばって各々の人生を送ったことでしょう。過去に自分がそのような生活をしたことについて、大袈裟に語ることはなかったでしょう。いまはある種、(暗い過去を)恥ずかしげもなく叫んでいます。自分が過去にそうした生活をしたということを話し、テレビに出て騒いでいますね。かつては、いわゆる日帝が終わった直後にはネズミが死んだように帰って行って、そのまま暮らした方々です。この方々が年月を経て、歳月が過ぎて、いま挺対協が割り込んで国家的にお前たちは被害者だ、だから全く同じことを語る人々が集まり互いに『リインプット(reinput)』している。互いの記憶を新たにフォーマットして」
柳前教授は、挺対協は北朝鮮に追従する団体であり、統合進歩党幹部と挺対協幹部が絡む問題も指摘した。検察は柳前教授のこの発言も、虚偽事実名誉棄損という立場だ。
「挺対協の核心幹部たちが、統進党幹部であることはご存じですか? 挺対協の活動している人たちと統進党幹部たちとは絡んでいます。それをご存じですか? 証拠を私が後でお見せしましょう。挺対協が本当に純粋に、慰安婦ハルモニためだけの団体でしょうか? 大韓民国を覆そうとする団体です。慰安婦ハルモニたちというよい飯の種があるのです、皆さんのように優しいひとたちの心の琴線を揺さぶるのです。
(中略)『挺身隊ハルモニ』という名称も当初から変ですし、今なら名称を変えたでしょう。その団体が最初作られた時の活動が、北朝鮮と連携していたと私は見ています。いま統進党の核心幹部たちが挺対協の活動をしていると言うのです。統進党は北朝鮮と近いことは認めますね? 統進党を解散させたことが朴槿恵の誤りだと? 統進党の李石基のような奴らは、北朝鮮の手先なのです。北朝鮮に追従する人々が裾野を広げるために、青年たちの義侠心に火をつけるために挺身隊問題協会という団体を作り、慰安婦ハルモニたちを利用しているのです」
柳前教授はもちろん自身のこうした発言は全て事実であり、何の問題も無いという立場だ。柳前教授は、最近、検察の3つの起訴争点全てに反論し、学問の自由と真実のために闘争するという意志を明らかにした。
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