「やってもいないことを日本がやったと言うことは不義」…「事実に基づかない正義は無い」
本紙が確認した結果、録音物には柳錫春前教授が韓国社会が慰安婦問題の誤謬を正す必要がある理由について説明する箇所も出てくる。質疑応答が終わる頃、一人の女子学生が柳錫春前教授に「慰安婦問題で誤謬を正し、また事実関係を正そうとする目的は何か、発展社会学とそれが何の関係があるのか」と問うと、柳前教授はこのように答えた。
「日本よりもっとよく暮らせる国になればよいのです、わが国が。より自由に、より豊かに、より創意に溢れて、世界最高の国家になればよいのです。ただ各自がよく暮らせば、全てよくなるのではありません。皆さん各自が立派な人間になって、創意的で自由に。税金もきちんと払って。曺国(チョグク)の娘のように不正入学せず。自分の実力で生きなくては。
(中略)事実が、正義と不義を分けるものですが、やってもいないことを日本がやったと言うのは不義ではありませんか。やったことをもって話さなくては。事実に基づかない正義はありません。事実に基づいてこそ正義が現れるのです。やってもいないことをやったことにして誰かを殺せば、多くの人が、それこそ魔女狩りでしょう」
柳前教授は引き続き、社会発展のために韓国社会の青年たちの真の正義感が必要だと力説する。既存左派たちが作った素材ではなく、青年たちが新しい素材や主題で正義具現を図り、不条理を正す努力をすべきだと言うことだ。