これは危ない、看過できない――
ゴールデンウィークが間近に迫った4月、あるツイートが話題となった。
大型トラックが爆走し子供たちの安全を脅かしている――その様子を取材したテレビニュースがツイートでシェアされていた。
これを記したのは、「啓太郎@子供達に安全な通学路を!」というハンドルネームの方。彼の名前からわかる通り、小学生の子供を持つ親だ。彼は言う。
「クルド人のトラック運転が乱暴であり、子供たちが轢かれないか不安です。また日本でトラックを運転できる免許や、自賠責保険、車検があるかも不安で、責任能力がない可能性がある。警察がなぜ野放しにしているのか疑問です」
自分の子が危険な目に遭うかもしれないということに彼は日々、不安を感じている。しかも、その運転手は、免許すら持っていなかったり、責任能力がなかったりする可能性があるというのだ。
これは危ないし、看過できない――。
啓太郎さんのツイートを目にした僕は5月16日の早朝、現場を訪れてみた。