朝日新聞「伝承館語り部検閲記事」は即刻、撤回すべきだ|渡辺康平

朝日新聞「伝承館語り部検閲記事」は即刻、撤回すべきだ|渡辺康平

被災者を馬鹿にするのもいい加減にしてほしい!「東日本大震災・原子力災害伝承館」を巡る悪意に満ちた印象操作と誘導尋問――いま朝日新聞の報道によって深刻な被害が生じている。繰り返される報道被害。被災者を貶め続ける朝日新聞の大罪!


記事によって大変な影響が出ている

朝日新聞の報道後、伝承館スタッフと語り部は、
「なぜこのような記事が書かれたのか」
「あのような報道を見た人は、私たちが本心から話す内容を、どうせこの語り部は嘘を言っているんだろう、行政や東電の手先なのではないかと疑いながら聞くようになっただろう」
「不安になり体調を崩した」
「口演で何を話して良いか分からなくなった」
など、大きなショックを受けている。いまや朝日新聞の記事によって語り部の口演そのものに大変な影響が出ているのだ。

被災者を深く傷つけた朝日新聞の「伝承館語り部検閲記事」は直ちに撤回すべきだ。

著者略歴

渡辺康平

https://hanada-plus.jp/articles/186

福島県議会議員。1985年、福島県須賀川市生まれ。高校卒業後、航空自衛隊に入隊。2012年、航空自衛隊退官後、経済評論家秘書、国会議員秘書、福島県議会議員秘書を経て、2015年8月、須賀川市議会議員に初当選。2019年、福島県議会議員選挙で初当選。

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