【脱北作家 慟哭の独占手記】 文在寅は脱北者虐殺犯だ!(後編)|李主成(イ・ジュソン)

【脱北作家 慟哭の独占手記】 文在寅は脱北者虐殺犯だ!(後編)|李主成(イ・ジュソン)

「文在寅は人権派弁護士、親北派政治家として知られているが、その実は政治目的のためなら人命をも犠牲にする冷酷で残忍な男だ。私は文在寅の本性、脱北者がおかれている現状を日本の読者に何としても知ってもらいたいと思い、筆をとった」ーーある脱北作家が命懸けで綴った慟哭の手記。


連日、李主成氏が青瓦台の前で行っている文在寅糾弾デモ。プラカードに「国民に内緒で強制北送 殺人政権OUT!!」と書かれている。

文在寅の脱北者排斥政策によってハン・ソンオク氏母子が餓死したにもかかわらず、脱北者支援を担当する関係省庁である統一部の金錬鉄長官と南北ハナ財団は、ハン・ソンオク氏母子を追悼して脱北者たちが設けた焼香所に、数カ月が過ぎたいまも誰も訪れてない。脱北者たちの怒りは、さらに増幅している。  

犬や猫といったペットが死んだり虐待を受けたりすることがあれば、警察を動員して捜査する国が韓国だ。自分たちの誤った政策で人間が餓死したのに、文在寅をはじめとする親北政権の官吏たちは無視し、平然としている。  

繰り返す。凶悪殺人犯の人権でさえ保護すべきだと唱える人権派弁護士が文在寅ではなかったのか。その文在寅が、自由を求めて命をかけてきた脱北者たちを北朝鮮に強制送還し処刑させ、あるいは餓えさせて殺している。  

いま韓国にいる脱北者たちは、文在寅の退陣を要求して、数カ月にわたる抗議集会を繰り広げている。 脱北者たちは2019年9月21日と10月3日、2度にわたり、文在寅の謝罪を要求し、警察の障壁を崩して青瓦台へと突進した。その後も、統一部長官金錬鉄の辞任と文在寅の謝罪を受けるまで闘争する意志を燃やして、記者会見と抗議デモを繰り広げている。  

韓国で脱北者たちはいま、文在寅政権の圧政により虐げられ、同胞たちは見殺しにされている。脱北者団体と脱北者たちは、文在寅を青瓦台から引きずり下ろし、歴史の審判台に立たせる日まで闘争を止めない。 (翻訳/宇野光)

著者略歴

李主成(イ・ジュソン)

https://hanada-plus.jp/articles/273

小説家、詩人。1965年、平壌市万景台区域生まれ。1968年、咸鏡北道会寧市ユソン炭鉱に強制移住。炭鉱労働者、機械労働者などを経て、2003年、朝鮮労働党選定、扇動部ムンシム貿易会社中国延辺担当出張所長、2004年、朝鮮万年貿易総会社中国延辺担当貿易会寧支社長を務める。2006年1月、脱北。現在、NKデザイン協会(北朝鮮人権団体)、パンヌ文化企画会社代表。韓国小説協会会員。

【脱北作家 慟哭の独占手記】 文在寅は脱北者虐殺犯だ!(前編)はこちら

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