朴槿恵はこうして「殺された」米国人博士が暴いた朴槿恵弾劾の真相|タラ・オ(Tara O)博士

朴槿恵はこうして「殺された」米国人博士が暴いた朴槿恵弾劾の真相|タラ・オ(Tara O)博士

「驚いたことに、朴槿恵大統領弾劾訴追案の国会成立まで、直接的な捜査はもちろん証拠を収集する努力さえなかった。 法典にもない『国政壟断』という罪に問われ、その国政壟断の『スモーキングガン(動かぬ証拠)』はJTBCのタブレットPC報道だった。」


「国政壟断」: 造り出された用語 (Gookjeong Nongdan : An invented term)

一般の韓国国民に朴槿恵大統領の弾劾理由をたずねたら、彼らは「国政壟断」だと答えるだろう。

「国政壟断」とは何を意味するのだろうか。 電子辞書によると「国政」は国家の業務または政府の行政を、「壟断」は独占、独占する、または権利を独り占めすることを意味する。 したがって「国政壟断」は、文字どおり国家の業務を独占するという意味だ。― これは不思議なほど「絶対権力」と類似した意味を持つ。

それならば、朴槿恵大統領に対する弾劾は、彼女が大統領として絶対権力があったから成り立ったのだろうか? 多くの人が憤った理由は、大統領ではなく、大統領の友人であるチェ·スンシルが国家運営をおこなったと信じたためだった。 つまり、朴大統領は他人の操り人形だったという話だった。 しかし、どのようにして絶対権力を持つ人間が、同時に操り人形になれるというのか?

結局のところ「国政壟断」という用語の辞書的概念は、多くの人々が認識していること―朴大統領の友人であるチェ·スンシルの国家業務介入― とは大きく乖離している。

「国政壟断」という言葉は、2016年度に広く使われ始めた。[1] ほとんどの韓国人はそれが何を意味するのかも知らなかったし、今も依然として知らない人が多い。

「国政」という言葉が広く知られて、幅広く使われた反面、「壟断」はそうではなかった。 「壟断」は数百年間あまり使われなかった古い用語で、現代では相対的にあまり使われない用語だからである。[2] それゆえに「壟断」という言葉は紙の辞書にはなく、簡単にアップデートされる電子辞書でのみ見られる。

朝鮮時代の法律史を教えた経験をもつ金平祐(キム・ピョンウ)弁護士によると、「国政壟断」は「違法」という意味ではなく、朝鮮時代に他の政党や派閥を無くそうとする思索党派の争いが繰り広げられた時期に、主に使われた用語だという。[3]

韓国メディアであるオーマイニュースも、「国政壟断」という用語が現代の韓国人には相対的に知られていない用語であることを伝えながら、「壟断」は「高い丘」を意味し、やりたい放題することを意味する古語だと説明した。 なぜ「高い丘」が「好き放題すること」を意味するようになったのかは明らかでない。 しかし明らかなのは、この用語が曖昧で現代人にあまり知られていない用語だということだ。

明らかに、現代的な用語で国家業務介入を表現できるにもかかわらず(例えば「国政介入」「国政関与」など)、「国政壟断」という昔の言葉が突然登場し、弾劾を前後して韓国でよく使われるようになった。

JTBCのタブレットPCストーリー(JTBC's "Tablet PC" Story)

関連する投稿


【橋下徹研究⑦】咲洲メガソーラー入札の重大疑惑①|山口敬之【永田町インサイド WEB第7回】

【橋下徹研究⑦】咲洲メガソーラー入札の重大疑惑①|山口敬之【永田町インサイド WEB第7回】

「当時の入札手続きのどこが問題なのか具体的に指摘して欲しいね」と橋下徹氏。では、ご希望に応えて、2012年12月5日に行われた咲洲メガソーラーの入札の数々の問題点を指摘しよう。橋下徹さん、もうあなたは詰んでいる――。


再論・北朝鮮の核恫喝にどう立ち向かうのか|西岡力

再論・北朝鮮の核恫喝にどう立ち向かうのか|西岡力

日本は核拡散防止条約からの脱退を検討すべきだ!我が国の核抑止力を早急に整備しなければならないと再度強調する。


北朝鮮の核恫喝にどう立ち向かうのか|西岡力

北朝鮮の核恫喝にどう立ち向かうのか|西岡力

我が国がいま置かれている状況は、ソ連が米本土まで届く核ミサイルを完成した時の英仏両国の状況と同じだ。そのとき両国は、米国は米本土を危険にさらして他国を守らないかもしれないと考え、独自の核武装を決断した。


親北勢力と戦う覚悟のない尹錫悦氏|西岡力

親北勢力と戦う覚悟のない尹錫悦氏|西岡力

そもそも尹氏は、朴槿恵前政権から文在寅政権の前半にかけて、国内分裂の中で親北左派側の検事。「反日反韓史観」を身につけている。だから、韓国正常化のためには親北左派と戦わなければならないという問題意識を持っていない。


『豪州と中国戦争前夜』|崔大集

『豪州と中国戦争前夜』|崔大集

韓国語版『「目に見えぬ侵略」「見えない手」副読本』(『豪州と中国戦争前夜』)が遂に発刊!日本と同様、中国による目に見えぬ侵略に対して警戒感が薄い韓国国民。その中で大韓医師協会の崔大集(チェ・デジプ)前会長が本書を激賞!その理由とは。


最新の投稿


徹底検証!中国で「宮廷クーデター」発生か|澁谷司

徹底検証!中国で「宮廷クーデター」発生か|澁谷司

世界では、習近平が退陣するのではないかというニュースが飛び交っている。一部のSNSでは、習近平主席がすでに半ば退位し、李克強首相が代行しているとの書き込みで溢れている。果たして、この「宮廷クーデター」(「反習派」による習主席の退位)の“噂”は本当なのか? 徹底検証する。


なべやかん遺産|「淡路島のシン・ゴジラ」

なべやかん遺産|「淡路島のシン・ゴジラ」

芸人にして、日本屈指のコレクターでもある、なべやかん。 そのマニアックなコレクションを紹介する月刊『Hanada』の好評連載「なべやかん遺産」がますますパワーアップして「Hanadaプラス」にお引越し! 今回は「淡路島のシン・ゴジラ」!


参院選に暗雲!逃げずに正面から原発再稼働、憲法改正を訴えよ!|和田政宗

参院選に暗雲!逃げずに正面から原発再稼働、憲法改正を訴えよ!|和田政宗

酷暑のなか、もし電力が止まり冷房が止まってしまえば、命の危機にもつながる。国民は根本的な対応を求めており、もしそれを打ち出すことができなければ、大変な結果が待っているだろう。この1週間が決断すべき期間である。正面から訴えるべき政策については堂々と国民に訴えるべきだ。


【橋下徹研究⑪】「副市長案件」弁明の崩壊と橋下市長関与の証明|山口敬之【WEB連載第11回】

【橋下徹研究⑪】「副市長案件」弁明の崩壊と橋下市長関与の証明|山口敬之【WEB連載第11回】

6月20日以降、ツイートがない橋下徹氏。ほとぼりが冷めるまで待つ方針かもしれないが、いつまで「副市長案件」で逃げ切るつもりなのだろうか。「副市長案件」「遊休地だった」と抗弁する橋下氏の弁明には何の説得力もないどころか、事実を歪曲し隠蔽する悪意がはっきりと浮き彫りになっている――。【※サムネイルは『実行力 結果を出す「仕組み」の作りかた』 (PHP新書)】


【大募集!】#わたしのにゃんこ四字熟語

【大募集!】#わたしのにゃんこ四字熟語

『にゃんこ四字熟語辞典』が大ヒット。それを踏まえて、新しい「にゃんこ」企画をスタートいたします!