トランプの真意とハリスの本性|【ほぼトラ通信4】石井陽子

トランプの真意とハリスの本性|【ほぼトラ通信4】石井陽子

「交渉のプロ」トランプの政治を“専門家”もメディアも全く理解できていない。トランプの「株価暴落」「カマラ・クラッシュ」予言が的中!狂人を装うトランプの真意とは? そして、カマラ・ハリスの本当の恐ろしさを誰も伝えていない。


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このようにして見ていくと、政治家として頼りないイメージばかりが募るハリスだが、恐ろしい面も持ち合わせている。2010年の「Talks at Google(Google が主催するグローバルな社内トークシリーズ)」に、初の女性地方検事としてゲストに呼ばれたハリスは、このような発言をしている。

「検察官としての私の権限は、ペンを一振りするだけで、誰かを軽犯罪で起訴できるということです。私のペンを一振りすれば、あなたは裁判所に行って列に並ばなければならない。自腹を切って弁護士を雇わなければならない。数時間逮捕されるかもしれない……。全ては、私のペンの一振りによって、私があなたを犯罪で起訴したから。2週間後には、私がそれを却下することを選ぶかもしれない」

自分の権力がいかに強いかを示したかったのであろうが、こういう発想をする女性が大統領になり得ると思えば、権力の乱用などが懸念される。事実、トランプはこれまで、選挙に合わせたとしか思えないタイミングで、4つの事件で起訴された。8日の記者会見でトランプは、2016年大統領選時に自分の支持者らがヒラリーを刑務所に入れろと訴えていたが、自身の当選後、自分はそうはしなかったこと、そして、今や逆に刑務所に入れられそうになっている旨を語った。共和党は司法の武器化には否定的だが、民主党はそうとは限らない。中でも、ハリスの感性には気を付けたい。

トランプは「マッドマン・セオリー=狂人理論」の実践者とよく言われる。つまり、狂人を「装っている」とも見える。一方でハリスは、周りから見れば、何を考えているか分からないものの、本人は「権力」の強さを自覚しているのが窺える。

実際は、誰が過激で、何が危ないのか。今後も、両者の戦いから目が離せない。

石井陽子

https://hanada-plus.jp/articles/1387

1985年福岡県生まれ。フリーチベット福岡代表。ランダムヨーコとして知られている。関西外国語大学英米語学科卒業。政治と歴史に関するYouTubeチャンネル「randomyoko2」の登録者数は5万人を超え、800万回以上視聴されている。著書に『新・愛国論』(桜の花出版)。英語での論文がジャパン・フォワードに掲載されている他、Foxニュース、CNN、BBC、CBS、ラジオ・フリー・アジア、サウスチャイナ・モーニングポスト、ブライトバート、チベットテレビなどの多数の英語メディアにおいて、日本人コメンテーターとして発言が紹介されている。夫は石井英俊(自由インド太平洋連盟 副会長)。

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