「全てが嘘のギャング政権」中国共産党は人類にとって危険だ|スティーブン・バノン

「全てが嘘のギャング政権」中国共産党は人類にとって危険だ|スティーブン・バノン

「中国共産党の言うことは全てが嘘だ。嘘のうえに成り立つ政権。まるで化合物のように、嘘がDNAに浸み込んでいる。中国共産党はギャング政権だ。彼らはギャングのように考え、ギャングのように組織し、ギャングのように統治する」――“影の大統領”と言われた元米大統領首席戦略官が武漢コロナを巡る中国の大嘘を暴くと同時に、「中国の奴隷たちはタダ働きだ」といって中国人労働者を搾取し続けてきた世界の経済人、金融家たちの大罪も厳しく指弾する!


中国の言うことを繰り返し報じるメディアの罪

欧米メディアの罪は、その嘘の数字を繰り返し報道していることです。聖書に出てくるような疫病に世界中が苦しんでいるのに、主流メディアは中国政府の嘘情報を信じてそのまま流している。嘘を幾度も言い続けるだけで、中国共産党のために報道しているのです。彼らの報道を見て下さい。恥ずかしいです。  

しかし、中国共産党の嘘は徐々にバレています。なぜならば、武漢から漏れてくる情報をすでに制御できなくなっているからです。  

ひとつの悲劇があり、アメリカ人も心を痛めました。武漢市・武昌医院の院長が亡くなったことです。彼は中国人を救おうとして戦った。彼の遺体を火葬するために救急車が連なり、可哀想に彼の妻が──彼女も看護師ですが──泣きながら、亡くなった夫にすがりつくように救急車を叩いていました。それを見た多くのアメリカ人が心を痛めました。  

ですから、中国共産党は虚言を繰り返していますが、その嘘は世界中の人々に明らかになっています。

「すでに中国は制御不能だ」

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皆さんにお薦めしたい本があります。スティーブン・ハットフィル氏の『Three Seconds Until Midnight』(パンデミック直前)。ハットフィル氏は、世界トップのパンデミック専門家です。本のなかで、すべての歴史上のパンデミックについて語っています。彼は、今回のパンデミックが起こる前にこの本を書きました。中身は恐ろしいものです。  

ハットフィル氏は、解決する方法は二つしかないと言っています。一つはワクチン、二つは隔離して検疫すること。彼は先日、私の番組に参加してくれて、こう言いました。

「感染者が増加しているわけですから、中国中部で行っている隔離政策は機能していない」  

なぜ機能しないのか。中国共産党は情報をあまりにも長く隠蔽していた。長期間、嘘をついていた。昨年12月の時点でこのパンデミックを制御できる可能性はあったのに人々に嘘をつき、誤った情報を与えた。だから蔓延し、いまは制御できなくなっているのです。彼らのやろうとしている対処方法は、全く幼稚なやり方です。ハットフィル氏は、「すでに中国は制御不能だ」と言いました。

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