【古典の知恵】
それ食は、人の天となす。農は、政の本となす。
――李世民『帝範』務農
著者略歴
1936年(昭和11年)、大阪に生まれる。1960年、京都大学文学部卒業。高野山大学、名古屋大学、大阪大学、同志社大学を経て、立命館大学フェロー、大阪大学名誉教授、文学博士。専攻、中国哲学史。月刊『Hanada』で「一定不易」を連載中。
老生、今風に言えばガラパゴス人間、時代遅れの人間である。ITの、AIの、と聞いても、心が動こうとしない。いやまったく動かない。この原稿も毛筆で一字一字と書いている化石人間である。さりながら、時代遅れなりに浮き世を眺めると、これほど面白い芝居はまたとない。しかも無料でだ。
それ食は、人の天となす。農は、政の本となす。
――李世民『帝範』務農
1936年(昭和11年)、大阪に生まれる。1960年、京都大学文学部卒業。高野山大学、名古屋大学、大阪大学、同志社大学を経て、立命館大学フェロー、大阪大学名誉教授、文学博士。専攻、中国哲学史。月刊『Hanada』で「一定不易」を連載中。
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