検察より先に契約者を把握していたJTBC
私は2018年5月29日、タブレットPCの実ユーザーが崔瑞原ではなくキム・ハンスであり、タブレットPCはJTBCと検察を経て証拠が捏造、操作されたと主張したという理由で、電撃的に事前拘束された。
最近発覚したタブレットPCの料金支払いと契約偽造以前に、当時検察は簡単な捜査でいくらでもこれらの事実確認をすることが出来たはずだ。ところが、JTBCは、タブレットの契約者がキム・ハンスが代表を務める(株)マレイ・カンパニーだという点を、検察より先に確認して報道した。JTBC側はキャリア会社であるSKT代理店に照会し契約者の情報を得たと主張したが、これは通信秘密保護法違反にあたる。
実際、JTBCの記者は契約者の確認方法について証言を拒否しており、SKTも「販売代理店から契約者を把握することは不可能だ」という立場を法院に送ってきた。
JTBCが契約者を把握できた唯一の方法、キム・ハンス
では、JTBC側が「開通者」を把握する唯一の方法は何か。開通者であり実ユーザー、唯一の料金納付者であるキム・ハンスから直接聞くことだけである。そうなると開通するや否やイ・チュンサン補佐官に渡し、自分は何も知らなかったというキム・ハンスのアリバイが崩れ、JTBCとキム・ハンスもやはり癒着、タブレットPCを崔瑞原のものとしてすり変えた嫌疑を受けることになる。
私は被告訴人として検察に出席した瞬間から、検察に捜査段階から、この件について確実に捜査していることを確認して欲しいと重ねて要請したが、検察はそのまま私を拘束した。もちろん、これに対する捜査は未だなされていない。