アメリカ政府に提出された機密報告書
国際社会も中国の発表数字を信じていない。米メディアによれば、米国の情報機関は4月1日までに、中国がこれまでに武漢ウイルスの感染例や死者数をいずれも過少報告し、感染広がりの実態を隠蔽していたとの機密報告書を作成し、米政府に提出した。具体的な数字は明らかにされていないが、報告書を見たトランプ米大統領は、中国当局が公表する数字について「少なめのようだ」と指摘した。
ポンペオ米国務長官も、「問題の深刻さを隠し、情報の共有を遅らせた。特に、最初にウイルスが出現してから数週間がそうだ。米国の専門家の援助の申し出をブロックした」と中国を繰り返し非難した。