文在寅のYouTube弾圧!なぜ韓国中高年が「親日」動画に熱中するのか|上田勇実

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1カ月間のYouTube視聴時間が101億分!なぜ今50代・60代の韓国中高年が、文在寅政権を手厳しく批判する保守系論客たちの動画にはまっているのか? 日本に代わって“真実”を代弁する動画の内容とは一体? 知られざる隣国のYouTube最前線。


文政権の異常さに違和感を抱かない若者

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中高年がこうした動画に熱中するのとは対照的に、若者や40代の多くは無関心か文政権の異常さに違和感を抱いていない。  

朝鮮戦争(1950~53年)を経験したか、休戦後それほど経っていない時期に生まれた中高年たちは南北分断の厳しさを肌で感じ、「反共」教育を徹底して受けたため、それに対抗するうえで日韓関係の重要性を認識している人が多い。  

ところが若者の場合は、日本のアニメやJ-POP、映画などをYouTube動画で視聴する「日本ファン」は大勢いても、時事問題には関心を示さない。また、総じて40代以下は北朝鮮に融和的な人が多く、逆に歴史認識問題をめぐり反日路線で南北が共闘することも厭わない。80年代の左翼学生運動にかかわった、いわゆる「386世代」(1990年代に30代〈3〉で、1980年代〈8〉に大学生で民主化学生運動に参加していた者が多い1960年代〈6〉の生まれを指す)の社会進出が進み、彼らが学校教育やマスコミ報道などに大きな影響を及ぼしていることが大きな原因だ。

「これこそ売国行為だ!」保守系女性論客の怒り

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