籠池長男が反省告白 両親は安倍総理に謝れ!|小川榮太郎×籠池佳茂

籠池長男が反省告白 両親は安倍総理に謝れ!|小川榮太郎×籠池佳茂

月刊『Hanada』2018年9月号に掲載され、大反響を呼んだ「籠池長男が反省告白 両親は安倍総理に謝れ!」の全文をついに公開!「森友問題とは何だったのか?」。衝撃の真実がいま明らかになる――。


小川 そりゃそうでしょうね。一種の洗脳だもの。しかし、佳茂さん自身は、その状況からどうやって脱却したのですか。

籠池 頭のどこかで「これでいいのか」と思っていたことに加え、両親の逮捕勾留後から正確な情報を提供してくれる人がいたこともあります。

決定的だったのは今年1月、菅野氏と裁判費用の話で打ち合わせをしたときです。

私が「費用はどこから出るのですか」と訊いたところ、菅野氏は「民団幹部の会社経営者から工面する」と言われたのです。当時は勾留がもう少し長引くと想定しており、4,000万円程度を見積もっていたようでした。

小川 何と民団の名前が出てくるとは。菅野氏は、民団から4,000万円も引っ張ってこられるんですか。次から次へと驚く他ないな。

籠池 さすがに「民団」という名前が出たところで、私も「これ以上は無理だ」と判断し、その時を最後に菅野氏とは1度も会っていません。

小川 ご両親は今年5月25日、300日にわたる勾留を解かれて保釈されましたが、いまのご両親の様子はいかがですか。

籠池 両親とは保釈されてからすぐに向かった弁護士事務所のエントランスで会ったのと、電話で3度ほど話した、それっきりです。弁護士が「どうも長男がおかしい」と勘付いたらしく、私を両親から遠ざけ、保釈後の会見場にも入れなかった。

そもそも会見自体反対だったのですが、これも考慮されませんでした。

小川 弁護士ぐるみで籠池家を骨絡みにし、保守叩き、反安倍の情報戦に使うなんて、とんでもない話です。

同様に許し難いのは、朝日新聞をはじめとするマスコミや野党です。菅野氏が小出しにする情報に飛びつき、事実上、籠池家隔離の一助を担っている。家族を退ける弁護士や、活動家が家に住み込んでいる状況も異常なら、事実上、この構図に加勢しているマスコミも異常です。

籠池夫妻が菅野氏を「窓口」として選んで以降は、籠池夫妻のメディアへの露出は菅野氏次第だし、昭恵夫人と籠池夫妻の写真などを含む学園関係の資料を握っていたので、マスコミも「菅野に訊かないとネタが取れない」という面があったにしても、です。

籠池さんたちの人権や報道被害は完全に無視して、「テレビ受けするトリックスターだ」と目をつけ、消費し尽した。小学校は開校されず、保育園は認可取り消し、幼稚園も厳しい立場に立たされている。そして飽きたら見向きもしない。

この一連の流れは、明確な報道被害であり、深刻な人権問題です。

Getty logo

決定的な不信の種

編集部 一方で、この機にいくつか確認しておかなければならないことがあります。この間の数々の振る舞いが、「籠池前理事長は嘘つき」 「信用できない」というイメージを固めています。

特に保守派にとって大きいのは、かつての塚本幼稚園のHPに「昭和天皇が当園に御臨幸」と掲載されていた件についてです。

籠池 園に御臨幸されたというのは誤りです。まだ先々代の森友寛が理事長を務めていた時代ですが、昭和天皇が植樹祭で大阪へいらした時に、森友学園の系列の南港さくら幼稚園の園児が花束を贈呈したことがありました。その時の写真を使ってしまったのです。

その時のことをリアルタイムでは知らない職員が、HPを作成する際に「当園に御臨幸」と書いてしまった。結果的には話を盛ってしまったことになり、申し訳なく思っています。

塚本幼稚園は伊勢神宮や伊丹空港へ御皇族の方々がいらっしゃった際の奉迎を何度も実施し、園児だけでなく、保護者も参加していました。

今上陛下をはじめ、御皇族がいらっしゃる際には、園児たちを中心に奉迎行事に参加し、日の丸の小旗を振っていました。両陛下が園児に近づかれ、お言葉をかけられた場面の写真も見たことがあります。

「神風」発言の罪

関連する投稿


「子供1人生んだら1000万円」は、とても安い投資だ!|和田政宗

「子供1人生んだら1000万円」は、とても安い投資だ!|和田政宗

チマチマした少子化対策では、我が国の人口は将来半減する。1子あたり1000万円給付といった思い切った多子化政策を実現し、最低でも8000万人台の人口規模を維持せよ!(サムネイルは首相官邸HPより)


「もしトラ」ではなく「トランプ大統領復帰」に備えよ!|和田政宗

「もしトラ」ではなく「トランプ大統領復帰」に備えよ!|和田政宗

トランプ前大統領の〝盟友〟、安倍晋三元総理大臣はもういない。「トランプ大統領復帰」で日本は、東アジアは、ウクライナは、中東は、どうなるのか?


日米に対して、中国「ゼロ回答」の背景|和田政宗

日米に対して、中国「ゼロ回答」の背景|和田政宗

日中首脳会談が約1年ぶりに開催された。岸田総理は日本の排他的経済水域(EEZ)内に設置されたブイの即時撤去等を求めたが、中国は「ゼロ回答」であった。聞く耳を持たない中国とどう向き合っていけばいいのか。(サムネイルは首相官邸HPより)


望月衣塑子記者の暴走と自壊するジャーナリズム|和田政宗

望月衣塑子記者の暴走と自壊するジャーナリズム|和田政宗

ジャニーズ事務所会見での「指名NGリスト」が騒ぎになっているが、そもそも記者会見とは何か、ジャーナリズムとは何か、それらをはき違えた人物たちにより我が国のジャーナリズムが破壊されることは、ジャーナリズム出身者としても許せない。(サムネイルはYouTubeより)


親日国パラオに伸びる中国の〝魔の手〟|和田政宗

親日国パラオに伸びる中国の〝魔の手〟|和田政宗

パラオは現在、中国による危機にさらされている。EEZ(排他的経済水域内)に海洋調査船などの中国公船が相次いで侵入しており、まさに日本の尖閣諸島周辺に近い状況となっている――。(サムネイルは筆者撮影)


最新の投稿


憲法改正の国会発議はいつでもできる、岸田総理ご決断を!|和田政宗

憲法改正の国会発議はいつでもできる、岸田総理ご決断を!|和田政宗

すでに衆院の憲法審査会では4党1会派の計5会派が、いま行うべき憲法改正の内容について一致している。現在いつでも具体的な条文作業に入れる状況であり、岸田総理が決断すれば一気に進む。


【今週のサンモニ】加藤登紀子が暴いた「サンモニ」のダブスタと不寛容|藤原かずえ

【今週のサンモニ】加藤登紀子が暴いた「サンモニ」のダブスタと不寛容|藤原かずえ

『Hanada』プラス連載「今週もおかしな報道ばかりをしている『サンデーモーニング』を藤原かずえさんがデータとロジックで滅多斬り」、略して【今週のサンモニ】。


【読書亡羊】世界には「反移民で親LGBT」「愛国的環境保護派」が存在する  中井遼『ナショナリズムと政治意識』(光文社新書)

【読書亡羊】世界には「反移民で親LGBT」「愛国的環境保護派」が存在する  中井遼『ナショナリズムと政治意識』(光文社新書)

その昔、読書にかまけて羊を逃がしたものがいるという。転じて「読書亡羊」は「重要なことを忘れて、他のことに夢中になること」を指す四字熟語になった。だが時に仕事を放り出してでも、読むべき本がある。元月刊『Hanada』編集部員のライター・梶原がお送りする時事書評!


【今週のサンモニ】少子化を促進させた『サンモニ』報道|藤原かずえ

【今週のサンモニ】少子化を促進させた『サンモニ』報道|藤原かずえ

『Hanada』プラス連載「今週もおかしな報道ばかりをしている『サンデーモーニング』を藤原かずえさんがデータとロジックで滅多斬り」、略して【今週のサンモニ】。


6月10日施行の改正入管法で一体、何が変わるのか?|和田政宗

6月10日施行の改正入管法で一体、何が変わるのか?|和田政宗

不法滞在者や不法就労者をなくす私の取り組みに対し、SNSをはじめ様々な妨害があった――。だが、改正入管法施行の6月10日以降、誰が正しいことを言っているのか明らかになっていくであろう。(写真提供/時事)