そもそも大石氏はなぜ、こうした極めて危険な極左暴力集団や、89人もの逮捕者を出した巨大犯罪に関与する組織で演説したのだろうか。
はっきりしているのは社民党から出馬する前の大阪府職員時代から、連帯ユニオン幹部と関係があったということである。さもなければ、組合の大きな集会に呼ばれることも、演説のマイクを託されるはずもない。
大石氏の演説風景を捉えた写真の背景には、「革命」「反原発」「打倒」の文字が躍る。
極左暴力集団や新左翼の特徴を色濃く映していると共に、旧民主党や社民党、れいわの黒幕である斎藤まさし氏との親和性は隠しようもない。
世の中を騒擾させるテロ支援政治家
大石氏が私を激しく誹謗中傷するツィートをしたのが2019年12月。この事実を知った私はできるだけ早く訴訟提起することを望んだが、諸事情により今年の初夏までは裁判の事前準備が終えられなかった。
そして、私としては7月の参院選に影響を与えることは本意ではなかったので、投開票の後の7月26日に正式に提訴した。
これは、裁判というのは政党や政治家の思惑に左右されることなく、静かな環境の中で審理が行われるべきであるという考え方に基づいた判断だ。
だから私は大石氏や有田芳生氏など政治家に対する名誉毀損訴訟を提起する際にも、派手な宣伝や告知はせず粛々と手続きを進めた。
ところが、大石氏は私の訴状を受け取るや否や、YouTube動画をアップロードした。