【橋下徹研究⑫】橋下徹がついた致命的なウソ|山口敬之【WEB連載第13回】

【橋下徹研究⑫】橋下徹がついた致命的なウソ|山口敬之【WEB連載第13回】

橋下徹氏は、上海電力のステルス参入問題について、繰り返しウソをつき続けている――。にもかかわらず、7月26日、橋下氏はツイッターでこう吠えた。「月刊ハナダよ、俺と上海電力を闇と言うなら、安倍さんを含む自民党と旧統一教会も闇だと言えよ。人を見て主張を変えるアンフェアの典型やな。近々フェアの思考という本を出すから、それでフェアについて勉強しろ」。フェアでないのは橋下氏のほうだ!(詳細は26日発売の9月号をお読みください!)


この地図で赤線で囲まれているのが、「咲洲コスモスクエア地区」で、ここではメガソーラーではなく「近未来のエネルギー需給の安定化などを目指した実証実験」が予定されていたことがわかる。現在、上海電力がメガソーラー事業を行なっている土地は、このコスモスクエア地区の北西端だ。

ここでは「分散型太陽光の実証実験」の拠点として使われるはずだった。

[2011年当時の計画]

[咲洲北西端の現在の航空写真]

分散型太陽光発電予定地4ヶ所のうちの1ヶ所が、橋下氏が市長になったあと、いつの間にかメガソーラー事業にすり替わったのだ。

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