上海電力のステルス参入問題、数々のウソ
「NewsBAR橋下」で上から目線で、ウソを連発!
橋下徹氏は、上海電力のステルス参入問題について、繰り返しウソをつき続けている。
最初についたウソは「上海電力日本は入札で参入した」「WTOルールなどから大阪市として入札から排除することは不可能だった」というものだった。
これは5月7日のインターネット番組の中で弁護士の北村晴男氏に対して述べたもので、橋下氏は北村氏に対して、
「WTOルール知らないんですか」「行政のことを知らない人」などと非難した。
ところが、橋下氏のこの日の主張は全くの虚偽だった。
2012年12月に行われた入札時には上海電力日本はまだ設立されておらず、したがって入札に参加できるはずもないのだ。
カメラの前で堂々とウソをつき、ウソによって他の人を罵倒し、市長としての責任を逃れようとする橋下氏の厚顔無恥には言葉もない。その後も橋下氏はウソにウソを重ねた。そして、ついに致命的なウソをついた。
上海電力が今日も発電事業で稼いでいる咲洲メガソーラーが行われている土地について、
(1)遊休土地の有効活用としてスタートした事業であり、
(2)副市長が決裁した「副市長案件」で、市長の自分は指示を出したり報告を受けたりしていない
と主張したことだ。
これは橋下氏の新たなウソであるばかりでなく、疑惑の闇の深さを自ら露呈している。
最大のポイントは「遊休土地」というウソである。現在上海電力日本が発電を行なっている土地は、決して「遊休土地」などではなかった。全く違うプロジェクトの基幹事業として、全く違う実証実験を行うはずの予定地だった。
そして、そのプロジェクトこそ、橋下徹氏が府知事時代に推進した壮大な「総合特区構想」だったのである。