【慟哭の手記】文在寅に「大惨敗」、真実を喪失した国の悲劇|邊熙宰(ピョンヒジェ)

【慟哭の手記】文在寅に「大惨敗」、真実を喪失した国の悲劇|邊熙宰(ピョンヒジェ)

文在寅政権の「歴史的大勝利」となった韓国総選挙。武漢コロナ禍の影響が指摘されているが果たして本当にそうなのか――。「韓国保守大惨敗」の背後にある「真実」を喪失した国の悲劇。


2019年2月の米朝ハノイ会談以降、文在寅と金正恩の平和ショーは停滞した。同年9月には曺国(チョグク)法務部長官の腐敗疑惑が噴出して、政権に対する国民的怒りが頂点に達した。こうした中、2020年4月15日の国会議員総選挙は、当然のことながら保守野党である未来統合党が文在寅政権の与党・共に民主党に勝つだろうと確信した。さらには全体議席数の3分の2、改憲可能である200席以上を保守野党が確保できるという観測も出た。

だが、結果的に再び文在寅政権と与党が180席を確保する大勝を収めた。保守野党はその半分である103議席だった。これも建国以来、政権与党の最大勝利である。

保守陣営では、今回の総選の惨敗原因として、保守野党指導部の公薦失敗、リーダーシップ不足等を論じた。だが、そうであるならば2年前の自治体選挙惨敗、またそのさらに2年前の虚偽弾劾の成功と文在寅の大権勝利は、どのように解析すべきなのか。

保守陣営の相次ぐ敗北は単純に特定政党と勢力の選挙戦略レベルの問題ではないということだ。これは保守主義的価値を守り抜く最も強力な要素である「真実」が、いつの頃からか韓国から去ってしまったがために起きたことである。

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女子中学生が「もう私は牛になって死ぬんだ」

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