あるハッカーの証言
先日、『NoBorder X File』というYouTube番組でネット世界の恐ろしい部分を覗き見した。
我々が普段普通に使っているインターネット世界、Yahoo!、Google、Amazon、楽天、メルカリ、X、Instagram、そしてこのHanadaプラス、これらは氷山に例えると水面に出ている部分のようだ。
水面から出ている表部分はたったの4%で水面の中は残り96%もあり、そのうち90%がIDや暗証番号を入れたりしてアクセスする部分、そして一番深い所にある残り6%部分がダークウェブと呼ばれる世界だそうだ。
ダークウェブというのをご存じだろうか?
正直、自分はダークウェブを知らなかった。仕事で初めてこの世界を知ったのだが、正直言って知りたくなかった恐ろしい空間だった。映画や漫画や都市伝説にしか存在しない世界であって欲しかったのがダークウェブ。ダークウェブ世界を案内してくれたのは、ハッカーをやっている人だった。
ハッカーに会えるのも、ドラマ世界みたいだが実際に目の前にハッカーがいると「この人の頭の中はどうなっているのだろう?何をどうやればハッキング出来たりウィルス作ったり仕込んだり出来るのだろう?」と頭の中が「?」だらけになる。
「あのー、ウィルスってどうやって作るのですか?」
控え室で顔合わせした時に何となく聞いてみた。
「ウィルスですか?ウィルスはAIで簡単に作れますよ」
想定外の答えだった。AIってそんなことも出来てしまうのか!しかも、簡単に作れちゃうの!!
「さすがに、ウィルス作ってとAIに言っても弾かれちゃいますよ。だからパーツで作ってもらって、それをガッチャンコするんです」
簡単に聞こえるが、AIが作ったパーツをガッチャンコする作業は難しそうだと感じた。
ダークウェブの入り方
今回は一人のハッカーだったが、国によっては国策でとてつもない人数でウィルスをガッチャンコして世界中にばら撒いているのだから恐ろしい。イスラエルとイランのような戦争とは違う形の戦争やテロがサイバー攻撃だ。
こういった行為で日々我々の個人情報が盗まれたり、企業の業務が止まったりして我々の生活を脅かしている。だからこういった攻撃にたいしての防衛費は絶対に増やした方が良いと思う。
話をダークウェブに戻そう。ダークウェブに入るにはTorというブラウザから入るのだが、入り方も厄介だ。
Torをダウンロードした後、ダークウェブに入る為のURLを入れるのだが、そのURLをネットから見付けてこないといけない。どこにそんなものが転がっているのかってのが問題で、ハッカーの集まる掲示板サイトであったり、4%の表世界の闇的な掲示板で見つけるしかないのだが「ダークウェブのURL」と書かれているものがいくつかあり、その中から本物を見つけ出さなければいけない。
本物以外は全てジョーカーなのでウィルス感染する可能性がある。こういった博打をやった末に発見できるURLというところも恐ろしさを助長する。
正しいURLを見付けダークウェブの世界に入るのだが、この世界は全て匿名性だ。誰が入ったかわからないようにする為、URLを入れてEnterキーを押してもしばらく時間がかかる。その後、パズルみたいなのが出て来てそれを完成させてやっと侵入出来るのだ。
ダークウェブ世界はどういったものになっているかというと、簡単に言うと悪の組織のAmazonみたいな闇市場。販売されている物が違法な物ばかり。田代Mさんが好んだような白い粉や某女性歌手がベランダで育てていたような大麻だったり、ゾンビ化するおクスリなどが買えてしまう。
クスリ以外は、個人情報、他人のID、誰かのパスポート、拳銃など。買い方だが、クレジットカード決済だと誰が買ったかばれてしまうので、全て暗号資産で買う。イメージとしては、買い物する人達の暗号資産を一つのバケツに入れ、それをかき回して誰が出した暗号資産かわからなくして、そこからお金を出すような方法らしい。


