【今週のサンモニ】2026年もトランプ、高市批判ありきでスタート!|藤原かずえ

【今週のサンモニ】2026年もトランプ、高市批判ありきでスタート!|藤原かずえ

『Hanada』プラス連載「今週もおかしな報道ばかりをしている『サンデーモーニング』を藤原かずえさんがデータとロジックで滅多斬り」、略して【今週のサンモニ】。


アナウンサー:今回、アメリカが行ったベネズエラへの「力による現状変更」。それは、東半球で中ロの脅威にさらされる日本にとって、きわめて大きな意味を持ちます。

自民党・小野寺五典安全保障調査会長(VTR):日本の立場からすると、台湾と中国の問題について『力による現状変更はあってはならない』と言ってきた。(今回のアメリカの軍事行動が)日本周辺の事態に波及しないかと心配している。

アナウンサー:しかし、表立ってアメリカを非難できない日本政府は、ベネズエラ攻撃の是非について言及を避けています。

高市早苗総理大臣(VTR):邦人保護には万全を期するとともに、ベネズエラにおける民主主義の回復および情勢の安定化に向けた外交努力を進めていく。

中国共産党が、民主主義が根付いている台湾に対して「力による現状変更」を行う場合、それは、統治者と被統治者が一致しなくなるので明確に【侵略 invasion】ということになります。ロシアによるウクライナ侵攻も同様です。

ベネズエラに対する今回の米国の作戦は、あくまで専制支配者を拘束したものであり、米国が今後ベネズエラを植民地支配しない限り、台湾有事やウクライナ侵攻とはまったく性質が異なります。

また、高市総理が、現段階でベネズエラを支配しているわけではない米国を非難しないのは当然であり、ベネズエラにおける民主主義の回復及び情勢の安定化に努力するという宣言も極めて妥当です。

今年の『サンデーモーニング』もトランプ大統領と高市総理の批判ありきで始まりました。今年もこのパターンが年末までずっと続くのでしょうね(笑)。

藤原かずえ | Hanadaプラス

https://hanada-plus.jp/articles/234

個人ブログ「マスメディア報道のメソドロジー」にて、論理学や心理学の定義に基づいた、メディアの報道・政治家の議論における論理的誤謬などの問題点を指摘。「ひるおび」「報道ステーション」「NEWS23」「サンデーモーニング」などの具体的な放送内容や議員の答弁、記者の発言などを例示しての論理的な分析が話題を呼んでいる。記事の一部を言論プラットフォーム「アゴラ」にも転載中。

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