【今週のサンモニ】W杯でも非難のための非難を|藤原かずえ

【今週のサンモニ】W杯でも非難のための非難を|藤原かずえ

『Hanada』プラス連載「今週もおかしな報道ばかりをしている『サンデーモーニング』を藤原かずえさんがデータとロジックで滅多斬り」、略して【今週のサンモニ】。


コメンテーターキレまくり

2026年6月14日の『サンデーモーニング』のトップニュースは高騰するサッカーワールドカップのチケットに関する話題でした。

W杯 チケット高騰のカラクリ「ダイナミック・プライシング」導入 1億円超のチケット出品も「サッカーで世界を一つに」というFIFA理念は…【サンデーモーニング】 | TBS NEWS DIG

https://newsdig.tbs.co.jp/articles/-/2730621

ワールドカップのチケットが、すさまじく高騰していますが、一体何が起きているのでしょうか。ワールドカップが初めて開催されたのは、1930年。当時のFIFA会長、ジュール・リメ氏は、第一次世界大戦で従軍した経験…

アナウンサー:ワールドカップのチケットが、すさまじく高騰していますが、一体何が起きているのでしょうか。そして、現在のFIFAも「Football Unites the World(サッカーは世界を1つにする)」というスローガンを掲げていますが、今回の大会はそんな理念に疑問符が付くような状況も指摘されています。
象徴的なのが、高すぎるチケット代です。今回FIFAは、「ダイナミック・プライシング」というシステムを導入しました。同じ座席でも、人気の高い試合ほど価格を高く設定し、さらに同じチケットでも需要に応じて価格を変動させているのです。公式サイトで販売されたチケットの「定価」を比べると、例えば、同じグループステージの試合でも、日本戦のチケットは、約8万円でしたが、世界的スターのメッシ選手を擁するアルゼンチンの試合は、同じランクの席でも約40万円近くします。
さらに、FIFAは段階的にチケットを放出しており、どのタイミングで何枚売るか、いくらで売るか、需要の状況を見て判断しているとみられます。
そして高騰に拍車をかけているのが、転売です。前回大会では、公式の転売システムでは「定価での譲渡」を原則とし、手数料も5%ほどでした。今回FIFAは、これを大きく改変しました。転売価格の上限を取り払い、買い手と売り手の両方からFIFAが「15%の手数料」を徴収できるようにしたのです。
その結果、公式の転売サイトに並ぶチケットは今、さきほどの日本戦と同じランクの席が約64万円、アルゼンチン戦は約92万円、決勝戦では、最高で1億円を超えるチケットも出品されるなど、一般の人ではとても手が出ない金額になっているのです。

これはチケットの需要と供給の問題なのでどうしようもありません。世界で最も人気があるスポーツであるサッカーの最高峰のイヴェントのチケットの需要が、情報化社会の中で高騰するのは仕方がないことです。今大会から出場チーム数が増えたので座席の供給量はやや増えたものの、需要の伸びには追いつきませんでした。

『サンデーモーニング』のスタジオトークでは、コメンテーターがキレまくっていました。

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