南モンゴル人権情報センターのエンフバット代表は次のように訴えている。
この100周年は単にこの一つの政党の創立を記念するものではありません。それはまた、南モンゴル民族が、民族の自由を求めて闘い続けてきた100年の悲劇的でありながらも英雄的で不屈の歴史を記念するものです。したがって、現在の内モンゴル人民党の指導者・党員だけでなく、亡命中の他の全ての南モンゴル組織も共にこの歴史的瞬間を記念すべきです。
内モンゴル人民党100周年に、心ある南モンゴル運動の同志たちが結集し、中国習近平独裁政権を揺るがす一大集会となることを期待している。

昭和51年(1976年)、福岡市生まれ。九州大学経済学部経済学科卒業。 経済団体職員等を経て、民族問題・国際人権問題を専門とする言論活動を展開している。 インド太平洋人権情報センター代表、自由インド太平洋連盟副会長など。 2021年3月、中国の人権問題を非難する国会決議の成立を求めて、日本国内に在住するチベット、ウイグル、南モンゴル、香港等の主要な民族団体13団体の結集を図り、インド太平洋人権問題連絡協議会を結成して事務局長に就任し、各民族間の連絡調整と意見集約を担い、国会議員側との折衝の窓口の任に当たるなどした。 また、中国政府が作成に関与したとされている三千人に及ぶブラックリスト「香港解密」に日本人でただ一人載せられた他、「中国の国家分裂を画策している」と香港の親中国政府系新聞において度々名指しで批判されるなど注目を集めてきた。 ランダムヨーコとして知られている妻・石井陽子との二人三脚で、海外に独自の幅広いネットワークを構築している。 著書に『やがてロシアの崩壊がはじまる』(ドニエプル出版, 2024年)がある他、イギリスにおいて出版された『Free Nations, New States: The End Stage of Russian Colonialism(仮邦題:自由な諸民族と新しい国家ーロシア植民地主義の最終段階)』(Rogue Umbrella, LTD, 2025) に複数の論文が掲載されている。