集団登校の列に突っ込む可能性も……
赤芝新田の資材置き場を7時半頃立ち去った後、資材置き場と小学校を結ぶ通学路に張り込んでみた。通学路は片側一車線の住宅地のなかののどかな一本道。朝の出勤時間だけに地元の人々の車がちらほらと流れてくる。
《児童たちは毎朝、危険な通学路で学校に通っている》
(撮影:筆者)
時折目に付くのが積荷を空にしている4トン車だった。他の乗用車が制限速度の30キロを守っているのに対し、それらの4トン車は、前が詰まっていない限り大体50キロぐらいで飛ばすのだ。
しかもそのなかには、目線を下に落としスマートフォンを見ながら運転している中東系の男もいたりした。その場所はガードレールすらなく、少しでもハンドル操作を間違えれば、容易にその子供たちの集団登校の列に突っ込んでしまうことがわかった。
《祖母とランドセルの児童。その横をトルコ系の男性が運転するトラックが走り抜ける》
(撮影:筆者)