このウェブサイトでは、世界各国で一帯一路の構想のもとでどのような事業が展開されているか、国別に解説されている。
ミャンマー、パキスタン、カザフスタン、インドネシア、マレーシアといった発展途上国のメガソーラーや各種発電事業に、中国がカネの力にものを言わせて強引に参入している現状が自慢げに列挙されている。
そんな中で、上海電力がメガソーラー事業を展開する唯一の先進国として登場するのが日本だ。
質の高い海外市場を開拓するために、日本は常に世界の主要な太陽光発電マーケットの一つです。
大阪南港プロジェクト(咲洲メガソーラー)は国家電力上海電力日本会社が、日本で開発、投資、建設した初の太陽光発電プロジェクトです。
このプロジェクトの完成は、中国国内の太陽光部品設備の輸出に連動し、これによって中国投資協会より“2016-2017年度国家優質投資プロジェクト賞”を受賞しました。
兵庫県三田での太陽光発電所は、大阪南港プロジェクトに続き、上海電力日本会社が商業運行する2つ目の太陽光発電プロジェクトであり、初の全体自主建設の発電プロジェクトです。
このプロジェクトは2016年2月9日に運行を開始し、年平均発電量ターゲットは実現可能性設計数値の10%を越えています。プロジェクトの整地設計及び生態環境保護(植樹緑化)については高水準をとっていて、現地にとって実証的な意義があります。
上海電力の日本進出は、中国政府による一帯一路構想の一環として始まり、いまでは一帯一路のエネルギー分野の中核事業にしっかりと組み込まれている。
日本は、国民も国会議員もまったく知らされないまま、橋下徹氏の一存で勝手に中国の一帯一路に組み込まれていたのである。