アジアやアフリカ各国では、「友好」を謳って参入してきた中国企業がある日突然豹変して、地元から富とエネルギーを簒奪し深刻な軋轢を生むケースが続発している。
市民・国民を欺くようなやり方で上海電力を日本に導き入れた橋下徹氏。そしてその「橋下徹スキーム」によって地元住民の知らないうちに日本各地の発電事業に侵入し続けている上海電力。
日本政府や日本国民と一切の議論も合意もないまま、勝手に日本を一帯一路に巻き込んだ橋下徹氏のやり方は、あらゆる手段を持って糺されねばなるまい。
(つづく)
著者略歴
1966年、東京生まれ。フリージャーナリスト・アメリカシンクタンク客員研究員。90年、慶應義塾大学経済学部卒、TBS入社。以来、25年間、報道局に所属する。報道カメラマン、臨時プノンペン支局、ロンドン支局、社会部を経て2000年から政治部。13年からワシントン支局長を務める。16年5月、TBSを退社。著書に『総理』(幻冬舎)など。