被害者続出でも国は推進の異常! 成年後見制度は 「国家によるカツアゲ」|長谷川学

被害者続出でも国は推進の異常! 成年後見制度は 「国家によるカツアゲ」|長谷川学

なぜ国連勧告を無視し続けてまで政府は成年後見制度を促進するのか? なぜ新聞やテレビは被害者が続出しているにも拘わらず報じないのか? いまも平然と行われ続けている弱者を喰いモノにする「国家によるカツアゲ」。その実態を告発する。


田中さんはこう語る。

「池田さんは足の悪い私の代わりに郵便局で生活費を下ろし、医療や介護の手続きの代行などもしてくれました。私は池田さんを最も信頼しています。私のことを大事にしてくれた池田さんが解雇されるなんて、話が逆でしょう」  

田中さんは、後見制度の被害者とその家族で作る「後見制度と家族の会」(石井靖子代表)に加入。8月6日、田中さんと「家族の会」は、東京弁護士会にK氏の懲戒請求を申し立てた。判断能力のない姉から仕事を受任し報酬を得たこと、自分が顧問を務める不動産会社の仲介物件であることを隠し、他の仲介業者の物件を一切見せることなく強引に購入に追い込んだというのが理由だった。  

懲戒請求を受けたことについて質問したところ、K氏は「守秘義務」を理由に回答しなかった。  

弱者を喰いモノにする「国家によるカツアゲ」は、いまも平然と行われ続けている。

長谷川学

https://hanada-plus.jp/articles/241

ジャーナリスト。1956年生まれ。早稲田大学卒業。講談社『週刊現代』記者を経てフリー。『週刊現代』で、当時の小沢一郎民主党代表の不動産疑惑(のちに東京地検が政治資金規正法違反で摘発)をスクープ。著書に『成年後見制度の闇』(飛鳥新社・宮内康二氏との共著)など。

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