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瀬戸内みなみの「猫は友だち」

奄美大島 ノラ猫大論争

(※本記事は月刊『Hanada』2018年11月号に掲載された記事に、最新情報を付け加えたものになります)

■まだ年間4万頭が殺処分

 猫という動物は特別扱いされている、といわれる。同じひとつの命なのに、ミミズよりもオケラよりも、人間にエコヒイキされているというのだ。なぜだろう。

 姿かたちがカワイイから。何千年も(一説には1万年も)前から人間のそばにいて、一緒に暮らしてきたから。大切な食糧を食い荒らすネズミを退治してくれる益獣だから。

 そのすべてが理由になる。それに猫は知能が高く、飼い主やかわいがってくれるひとを認識してなついたり、甘えたりする。ひとの命令には(それほど)従わないが、その代わりときに個性豊かに思いもかけない行動をとって人間をびっくりさせたり、笑わせたりする。こちらのいっていることをみんな理解しているのではないかと思わせる瞬間もしばしばある。つまり、何もかもがカワイイのである。

 もちろん人類の全員がこの意見に賛成してくれるわけではない。が、私自身は大いにエコヒイキをしているクチである。蚊やゴキブリをやっつけるのに躊躇はないが、飼っていた老猫が死ぬとしばらく立ち直れない。目の前に猫がたくさんいれば嬉しくなるし、こんなかわいい生き物を虐めたり傷つけたりする人間は人間ではない、と思う。

 まだ日本全国で、猫は行政によって年間四万頭以上が殺処分されているが(平成28年度)、できれば早くゼロになってほしいと思うし、そのためにできることはしたいと思っている。

 だからいま、鹿児島県・奄美大島で巻き起こっている猫をめぐる大論争について、感情的な面においても、私は理解しているつもりでいる。

 鹿児島県・奄美大島は面積約712平方キロメートル、人口は約6万人。沖縄本島よりは小さいが、私の感覚でいえば島というより小さな陸である。琉球文化圏の一部であり、言葉も沖縄方言との共通点が多い。飛行機なら鹿児島から1時間、東京からでも2時間ほどで着く。

■固有の生態系が危機に

 太古の昔、大陸から切り離されたこの島では、取り残された動物たちが独自の進化を遂げていった。ルリカケス、アマミヤマシギ、アマミハナサキガエル、アマミトゲネズミ、ケナガネズミなどなど。

 なかでも有名なのが、国指定の特別天然記念物であるアマミノクロウサギ(以下、クロウサギ)だ。奄美大島と徳之島にしか生息せず、環境省レッドリストにも絶滅危惧IB類として記載されている。原始的なウサギの形態を残す生きた化石だ。

 島には元来、肉食性の哺乳類がいなかった。だから逃げる必要も敵を察知する必要もなかったので、後ろ足は短く、耳も短いままなのだ。

 夜行性の彼らに会うために島でナイトツアーに参加したが、精いっぱい走っていると思われるときの様子でも、ノソノソ、という感じである。人間でも捕まえようと思えば捕まえられるそうだがさもありなん。

 固有種とはいえ島のなかではありふれた動物だったこのクロウサギが急速に数を減らし始めたのは、1950年代ころからだという。主な原因は島の振興のための森林伐採、道路建設、植林などによる生息地の減少や分断だ。1970年代、また新たな災難がウサギたちを襲う。ハブ対策と称して人間が島に持ち込んだフイリマングース(以下、マングース)である。

 猛毒を持つハブは、古来から自然の脅威として島のひとに恐れられてきた。「コブラ対マングース」のイメージから大きな期待が寄せられたものの、実際にはハブ退治にはなんの役にも立たなかった。それどころか、クロウサギなどの希少種を好んで襲い始めたのである。

 当初30頭ほど放たれたマングースはあっという間に繁殖し、2000年には1万頭ほどにまでなったとされている。クロウサギより小柄で、巣穴に潜り込んで赤ちゃんウサギをさらっていく。ノソノソとしか動けないクロウサギの敵う相手ではない。

 固有の生態系が危機に瀕していることに気づいた島はマングースの駆除に乗り出し、2005年には環境省主導の「マングースバスターズ」も結成された。初期には年に数千頭ずつ捕獲・殺処分していたが、次第に捕獲数が減少していったことから、現在の生息数は300頭程度と推定されている。さらに事業を継続し、2022年までの根絶を目指している。

 マングースが数を減らすのに従い、クロウサギ、トゲネズミなどの希少野生動物の分布域や個体数は着実に回復しているという。

■大論争の火種

 ここで「猫」を持ち出すのは唐突な感があるかもしれない。だが実は猫、つまりわれわれの飼っているイエネコもマングースと同様、「我が国の生態系等に被害を及ぼすおそれのある外来種」(環境省・農林水産省)として指定されているのである。正確には「ノネコ=イエネコの野生化したもの」という注釈がついているのだが。

 犬と同じく、猫も人間の役に立つものとして人間によって島に連れてこられた。それがいつのことだったかは分からないが、少なくとも江戸時代の文献には、ひとの手から離れ、山の中で狩りをして暮らす猫の姿が記されている。

 いうまでもなく猫も犬も、肉食性の哺乳類だ。山に入った猫や、野犬化した犬がクロウサギやケナガネズミを襲って食べていることを島のひとたちは知っていた。動物なのだから当たり前という認識であっただろうと思われる。だがそれも昔の話だ。

 問題は、現在である。昨年(平成30年)3月、環境省・鹿児島県・奄美大島の5市町村は「奄美大島における生態系保全のためのノネコ管理計画(2018年度~2027年度)」を発表した。タイトルの通り、島固有の生態系を守るために猫を管理しましょうという計画だ。そしてこれが、猫をめぐる大論争の大本となっている。

 現在、奄美大島には飼い猫が数千頭、ノラ猫(特定の飼い主はいないが、人間の集落内で暮らしている猫)が推定5000~10000頭、ノネコ(集落を離れ、山の中で自立して暮らしている猫)が推定600~1200頭いるとされている。いずれも曖昧な数字であり、それ自体が「猫の管理」の難しさを語っているともいえる。

 この計画において画期的な点はいくつかあるが、その最たるものが、ノネコを殺処分することもできる、とした部分だろう。

〈森林内で捕獲したネコは……、飼養を希望する者への譲渡に努め、譲渡できなかった個体は、できる限り苦痛を与えない方法を用いて安楽死させることとする〉とある。

 これに激しく反応したのが全国の動物愛護団体だ。この計画が議論されている段階から「殺処分反対」を明確に掲げ、一昨年度のうちにすでに5万筆以上もの反対署名を集めて環境省に提出している。

 昨年8月には、反対派の動物愛護団体のひとつである公益財団法人どうぶつ基金が「ノネコの発生源となる奄美大島のノラ猫すべてに不妊手術をすることによって、ノネコの減少をはかる」ことを目的に、奄美大島の市街地に動物病院「あまみのさくらねこ病院」を設立した。1年間で野良猫1万頭に対して不妊手術を施し、生態系保全計画の補完となることを目指している。

■生態系を狂わせたのは人間

 それにしてもこの「殺処分」のどこが画期的なのか。前述の通り、日本全国ではまだ年間4万5000頭あまりの猫が行政によって殺処分されている(平成28年度。ちなみに犬は1万頭あまり)。そのうち鹿児島県全体では年間1200頭強だ。奄美大島における統計数は出ていないが、ゼロということはない。

 愛護団体の人々が驚いたのは、これまで希少動物の生息する離島において、生態系を守る目的でノネコを捕獲・排除しようという活動はいくつもあったが、そのいずれにおいても「殺処分は前提とされてこなかった」からだ。東京都の小笠原諸島しかり、北海道・天売島しかり。

 同じくアマミノクロウサギが生息する徳之島でもそうだ。希少動物の生息域で捕獲されたノネコは膨大なコストをかけて馴化(ひとに馴れさせること)させ、ペットとして一般家庭にもらわれていく。もらわれなくても保護施設で一生を過ごし、少なくとも殺されることはなかった。そう考えると、簡単に「保健所」に持ち込まれて殺される猫たちよりも、よほど優遇されていたといえる。

 けれども奄美大島の管理計画では初めて、ノネコたちからこの待遇を剥ぎ取ろうとしている。ほかの「保健所」の猫たちと同様に一定期間飼い主を募集し、それが見つからなければ殺すこともやむを得ない、としているのだ。

 これまで殺処分を忌避してきたほかの島と、奄美大島とは規模が違う。島の大きさも保全すべき地域の広さも、猫の数も桁違いに大きい。同じ方策を取ることは合理的ではない、ということだ。マングースは大量に殺してもよかったが、なぜ猫はいけないのかという声もある。

 また捕獲した猫すべてに引き取り手を見つけるという方法は理想的ではあるが必ずしも順調というわけではなく、前述の島々でも壁に突き当たっている一面もあることが、この結論を後押ししている。

 だが反対派も一歩も引かない。本当に猫のせいで、クロウサギは絶滅しそうになっているのか? 猫とクロウサギは何百年も山のなかで共存してきたのだ。マングースの駆除によってクロウサギの数は増えているし、今年に入ってからは畑を荒らす被害が出ていることも報道されている。そもそも2003年を最後にクロウサギ生息数の調査がされていないのだから、税金を使うならその方が先ではないのか。

 交通事故で死んだクロウサギの死体もたくさん発見されているうえに、行政は今でも森林を伐採して開発を進めようとしている。生態系を狂わせているのは人間なのに、すべて猫のせいにしようとしているのではないか。

 そもそもノネコもノラ猫も飼い猫もみんな同じイエネコなのだから、区別をつけるのは難しいではないか……。

■殺処分のハードルが下がる

 反対している動物愛護団体はどこも、日本での犬・猫の殺処分をゼロにしようという目標を掲げて地道に活動を重ねているところばかりだ。実際に10年前の全国合計殺処分数34万頭余(平成18年度、犬・猫合計)という数字に比べれば、このゴールに向かって大きく前進しているといえるだろう。ただしその裏では近年、いくつかの保護施設が飽和状態になったり、保護動物を抱え込み過ぎて崩壊するなど、過酷な現実も知られるようになってきた。きれいごとでないのは、当事者たちがいちばんよく分かっている。

 それでも反対派がこの計画における殺処分に反対するのは、ただ「猫がかわいそうだから」という理由だけではない。これが前例となれば、動物殺処分のハードルが低くなってしまう。そんなことになれば、これまで不可能とされながらもゼロに向かって必死に活動を重ねてきた努力が無になってしまう。

 確かに管理計画推進側はこの計画を前例にしようとしている。奄美大島における猫問題の対応を、日本での新しいモデルケースとして発信しようとしているのだから。

 日本国内のみならず世界中で、島嶼部のイエネコが生態系の脅威となっている例は枚挙にいとまがない。管理計画はこうした海外の事例も参照しつつ、莫大なコストにも見合うものとして策定されている。

 反対派の反対意見に対して、専門家を含む推進側もさらに反論を用意している。科学的なデータと合理的な判断に基づくこれらの説明は、ひとつひとつが納得できるものだ。ただそれを挙げていくとあまりに長くなるし、キリがないのでここでは省略する。ひとつだけ、この管理計画はノネコを捕まえてすぐに殺そうというだけのものではなく、その前段階として様々なステップで幅広い対応を模索しようとしていることは、誤解のないようにしておかなくてはならない。

■目立つ感情的な対立

 推進側と反対派には、それぞれの主張がある。けれども筆者がいちばん気になったのは、主張に基づく冷静な議論よりも、感情的な対立のほうが目立つということだ。反対派が守ろうとしているのは、人間の都合で殺されそうになっている、本来人間が保護すべき猫の命。推進側が守ろうとしているのは、やはり人間のせいで存続が危うくなっている、希少種を含む生態系という命。どちらも命がかかっているのだから、感情的になってしまうのだろうか。

 反対派の一部の人たちは、計画推進側の行政体だけでなく、特定できる専門家などの個人に対しても抗議の電話・メールなどを繰り返し、なかには明らかに業務妨害となる頻度の電話や、誹謗中傷とも取れる数多くのメールも含まれているという。

 一方、推進側の専門家のなかにも、やはりごく一部ではあるが、反対を唱えるひとたちに対して敵意をあらわにし、かたくなな態度を取るひともいる。そうした事例を目にするとやはり、この論争はどこまでいっても平行線なのではないかと絶望にも似た気持ちになってしまう。

 例えば推進側の一部は、生態系保全のためには猫に対する不妊手術はまったく無意味であるか、もしくはわずかな時間稼ぎでしかないという。けれどもやり方と規模によっては、直接的ではないにしろ、一定の効果があることは明らかだ。そして反対派の団体は病院まで設立してそれを実行に移す用意をしている。もしもこれを拒否するとしたら、あまりにももったいないが、現時点では地元のひとたちからの反応や相談が数多く寄せられ、順調に滑り出しているという。

 また、山中深く入り込んで点在しているノネコを捕獲することは民間では不可能であり、行政にしかできない。けれどもそのノネコを、たとえ不妊手術をした上であっても元の山中に戻せばいいとは反対派もいっていない。戻せばまた希少種を襲うであろうことは分かりきったことだからだ。

 捕獲されたノネコを、直接奄美大島から連れ出すことは個人にとってはかなりハードルが高い。もらい受けるためには納税証明書等を提出して講習を受け、認定されなければならないなど、条件が厳しく手続きも煩雑だからだ。けれどもいったん連れ出された猫たちに対しては、里親になりたいという問い合わせが相次いでいるそうだ。

■新しいモデルケースを

 反対派の声が大きいなか、管理計画は昨年7月に実施された。計画では山中に生息するノネコを10年間で3000頭捕獲することになっている。月ごとには30頭を目標としているが、9月12日時点で、捕獲されたノネコは合計15頭に過ぎない。

 当初は一週間のうちに譲渡されなければ安楽死とされていたものの、行政が用意した保護施設「奄美ノネコセンター」の収容可能頭数が50頭と余裕もあることから、今のところまだ殺処分された猫はいない。15頭の猫たちはすでに、島内外の団体と個人へ譲渡済み、または譲渡が内定している。

 捕獲ペースが予定通りではない理由について推進側は、モニタリングの最中でもあり、捕獲技術も試行錯誤の段階であるからとしているが、今後季節がうつり、技術が向上すれば頭数も増えていくことは十分考えられる。

 ただ、もし最終的に山中のノネコを根絶したとしても、それですべてが解決するとは限らない。ノネコの完全排除が理想としながら、それでも島全体が太古の森に戻るわけではなく、人間と猫以外の外来種は残るのだから、想定外の新たな問題が発生する可能性もあることは推進側の研究者も示唆している。

 一方、ノネコの発生源となるノラ猫に対する不妊手術については、どうぶつ基金が設立した病院での計画の他にも、奄美大島の5市町村がこれまでの5年間でノラ猫合計2300頭余に対して不妊手術を実施しており、平成31年度も新しい体制で推進していくことが決まっている。市街地では手術済みの印である、片耳の先端がカットされた猫を見かけることも多い。飼い猫に対する手術も進んでいるという。

 この先、奄美大島の猫たちの運命がどうなるかはまだ分からない。山の中で捕まえられてしまったら最終的に殺されてしまうのか、それとも飼い猫となって生きる道が最後まで残されているのか。

 猫たちの命を考えることが大事なのはもちろんだが、生態系を守るために人間には他にも考えなければならないことがたくさんある。開発によって狭められ、分断された生息地をどうするか。希少動物の交通事故死をどうやって防ぐか。LCCの就航もあって急速に増えつつある観光客が、クロウサギ見たさに山中に入っていくことをどう制限するか。そういったことの議論はいったいどこまで進んでいるのだろうか?

 反対派も推進側も双方が主張する通り、猫問題も含めて、生態系を壊している元凶は人間にほかならない。どんなコストを費やしてでも、人間は解決していかなければならない責任がある。

 もしも猫を殺さずに生態系の保全ができたなら、世界初の画期的な事例となるだろうと推進側はいう。幸い、始まったばかりのこの管理計画で殺された猫はまだいない。日本発の新しいモデルケースになれる余地は今のところまだ、残されている。
(初出・月刊『Hanada』2018年11月号)

 

【追記】

 奄美大島の生態系をめぐるこの論争は、「ノネコ」の捕獲が始まって10ヶ月ほどたった現在も途切れることなく続いている。その間、愛護団体からの要請書や有識者による意見書の提出、各種報道、さらにそれに対する反論など、さまざまな動きがあった。

 動物愛護団体・公益財団法人どうぶつ基金とNPO法人ゴールゼロは昨年(平成30年)12月、ノラ猫(「ノネコ」ではないが、ノネコの発生源と考えられている)の生息数の調査方法について「ねこ対策協議会」に質問し、回答を得ている。さらにどうぶつ基金は、今年2月には奄美市に対して情報公開請求し、調査方法の詳細を得ている。どうぶつ基金は、これはノラネコの数を実際より多く見せかけるための恣意的な調査手法だとしている。さらに同基金ではより正確な生息数を調べるため、同市が公開した調査方法を使用しての独自調査を計画中とのことだ。

 また3月下旬、朝日新聞が、同社から環境省への情報公開請求により、奄美大島におけるアマミノクロウサギの数が増加していることが判明したと報道した。それまで最新の調査とされていた2003年における生息数は2000~4800頭だが、実際には環境省はその12年後、2015年における調査結果のデータを持っており、それをこれまで一切公表していなかったという衝撃的なものだ。それによるとクロウサギは1万5221~3万9780匹頭と、少なくとも3倍まで回復している。同省は今後クロウサギの絶滅の危険度を、より低いランクに見直すことをめざしているという。

 4月にはジャーナリスト・笹井恵里子さんによる記事が、『週刊文春』に「奄美大島「世界遺産」ほしさに猫3000匹殺処分計画」というタイトルで掲載された。計画の推進派・反対派双方、環境省、また奄美大島の住民などに幅広く取材して書かれたものだ。記事は「ノネコ管理計画」の根拠の危うさを指摘し、多額の税金を投入することへの是非を問いかけるものだ。

 この『週刊文春』記事に対する反響は大きく、賛否両論、たくさんの議論が巻き起こっている(反論としては「論座・奄美大島で始まった『ノネコ管理計画』へのイチャモンに異議あり」など)。

 2月からは、マンガ雑誌『ビッグコミックオリジナル』における連載『しっぽの声』(原作・夏緑、作画・ちくやまきよし)で、この「ノネコ計画」に材を取ったシリーズが始まっている。この作品はおおむね、反対派と推進派の双方の意見をバランスよく扱っているという評価がされているようだ。

 また近く『奄美のノネコ』(鹿児島大学鹿児島環境学研究会・編、南方新社)が出版される。主に計画推進派の立場から、行政と市民団体・専門家らの対話と協働が詳述されたものだという。

「ノネコ管理計画」において、現在までに「ノネコ」50頭弱が捕獲されているが、今のところ殺処分された猫はいない。捕獲後に譲渡された(「奄美ノネコセンター」から引き出された)猫のほとんどはすぐにひとに馴れ、新しい里親のもとで大切に飼育されている(参考「奄美大島からやって来た『ノネコ』 甘えん坊のふつうの猫だった」)。

(記:2019年4月25日)

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著者略歴

  1. 瀬戸内みなみ

    作家 広島県生まれ。上智大学文学部卒業。会社勤務などを経て、小説、ノンフィクションなどを手掛けている。テーマは猫と旅と日本酒。著書に『にっぽん猫島紀行』(イースト新書)。月刊『Hanada』で「わが人生に悔いなし」を、月刊『ねこ新聞』(http://www.nekoshinbun.com)で猫エッセイを連載中。

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