〈韓国PCR検査大絶賛〉
羽鳥慎一氏:何でこんなに違うんだろう。
玉川徹氏:人口比で言えば、日本ですでに1万件以上の検査ができているのと同じことだ。
羽鳥慎一氏:韓国はできている。
玉川徹氏:日本でもできるはずだ。ただやってないだけだ。
羽鳥慎一氏:なんでやらないんだろう。何かあるのか(2月20日)。
【注釈】PCR検査をスクリーニングもしないで乱用した韓国を絶賛し、慎重に適用する日本を揶揄する羽鳥氏です。韓国がPCR検査を拡充したことで陽性患者が増え、一部で医療崩壊を招いたことを議論することもなく、公共の電波で幼稚なレトリカル・クエスチョンを繰り返して大衆誘導しています。
〈9歳の男の子の肺炎〉
青木理氏:9歳の男の子が1週間高熱が続いて肺炎と診断されても、検査をしてもらえない。これはいつの時代のどこの国の話だ!(2月20日)。
【注釈】このケースには各局のワイドショーが飛びついて医療関係者を悪魔化しましたが、結局は医師の診立て通り、男の子はマイコプラズマ肺炎を発症していました。このようなヒステリックな騒動こそが医療リソースを蝕み、医療崩壊を誘発します。科学的根拠なく専門家を悪魔化した青木氏は恥じるべきです。
〈クルーズ船データの取り扱い〉
玉川徹氏:日本政府はクルーズ船をまだ国内じゃないと言っている。
羽鳥慎一氏:(感染者の)人数は報道としてはもう一緒にしているが、厚労省は分けているんで「クルーズ船を含む」という文言が付く。
玉川徹氏:厚労省は、未だにクルーズ船のなかの出来事は国内の出来事ではないという立場に立っているが、国外のオペレーションでこの体たらくということは、国内の話になった時はこの能力が引き継がれる。もうとんでもない話で、政治も何をやってるんだ!(2月20日)。
【注釈】クルーズ船のデータを日本国内のデータと一緒に取り扱っているのは日本のマスメディアだけであり、WHOを含めて世界の研究機関は明確に区別しています。自分たちが非常識であることを認識していないで勝手にキレている哀れな人たちです。
哀れなほど自意識過剰な人たち
〈検査態勢の拡充〉
玉川徹氏:多分、政府関係者はこの番組を観てるでしょ。常にチェックされているんだから、どうせ僕の発言とか。観てるんだったら(検査態勢の拡充を)やりなさいよ! 早く!
岡田晴恵氏:専門家の先生方は、私が言っていることは百も承知だと思っていると思います。それが議論できないというのは、私は専門家会議には呼ばれていませんので分かりませんし、呼ばれたくもございません!(2月20日)。
【注釈】哀れなほど自意識過剰な人たちです(笑)。
〈クラスター調査〉
岡田晴恵氏:もう追跡調査はやめたほうがいい。集団感染(クラスター)が地域でポンポン出てきて、それがつながると蔓延になる。ポンポン出てきている時に、大事な人力を割いて濃厚接触者の追跡なんかやる必要があるんだろうか。もうその次元は超えているだろうと。
大谷義夫氏:岡田先生のおっしゃるとおりだ(2月26日)。
【注釈】専門家会議は、データを根拠にして、クラスターの早期発見・早期対応が感染者数の増加のスピードを抑えることにつながっていると述べています。岡田氏はいい加減なことを軽々に主張しています。なお、この頃から、クリニック院長の大谷義夫氏が出演者のコメントを片っ端から肯定しまくる存在として登場するようになりました。なぜかわかりませんが、診察するわけでもないのに白衣をまとっての出演です(笑)。
〈韓国新型コロナ対策大絶賛〉
羽鳥慎一氏:韓国は対応が違う。危機意識も違うと思う。早い対応ができる。
岡田晴恵氏:今回、大統領が認識を「終息宣言」から急に「深刻」に上げた。対応の速さ、自分で旗を振っている。そこが凄いところだ。私が昨日、日本の基本方針を読んで大ショックだったのが、結局、厚労省マターでしか基本方針が出てない。
浜田敬子氏:危機感が、なんで国によって違うのか。
玉川徹氏:もうイライラしてくる。毎日やってるし。
羽鳥慎一氏:危機感も、韓国の検査態勢を見ると日本と違う(2月26日)。
【注釈】大量の感染者と死者を出して世界中から入国拒否されている韓国の新型コロナ対策を、一糸乱れずにここまで大絶賛するのはもうギャグです(笑)。