なべやかん遺産|「自分の家でしか見た事がないコレクション」

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芸人にして、日本屈指のコレクターでもある、なべやかん。 そのマニアックなコレクションを紹介する月刊『Hanada』の好評連載「なべやかん遺産」がますますパワーアップして「Hanadaプラス」にお引越し! 今回は「自分の家でしか見た事がないコレクション」!


バンデラーの手踊り。存在自体が信じられなかった。

まずは『キャプテンウルトラ』に登場したバンデラーだ。1967年、TBSで放送された『キャプテンウルトラ』はウルトラシリーズの第3弾だ。ウルトラシリーズと言うとウルトラマンを思い浮かべるが、元々はTBSのタケダアワー放送枠のシリーズだった。
 
第一と二弾が円谷プロで『キャプテンウルトラ』は東映だ。キャプテンウルトラ関連の玩具は珍しいのが多いが、写真のバンデラーは超珍しい。
 
キャプテウルトラの手踊りシリーズは、主役のキャプテンウルトラ、ロボットのハック、キケロのジョー(小林稔侍さん)、バンデル星人の4種だと思っていた。バンデラーの手踊りがあると聞いた時は信じなかった。
 
正直、そんな物はあるわけがないと思った。実物を見た時はわが目を疑った。そして本物かどうか疑ってしまった。ゼンマイでブルブル動くバンデラーの玩具があるのだが、その造形と凄く似ているので本物である事は間違いない。
 
何故、バンデラーだけ珍しいのか?
 
これもまた不思議。バンデラーの手踊り、いまだに家にある物しか見た事が無い。

ギロチン帝王の手踊り。存在は知っていたが他で見た事が無い。

続いて、同じ東映作品の『ジャイアントロボ』から。手踊りの種類は、ジャイアントロボ、ドロゴン、ダブりオン、そして敵の親玉であるギロチン帝王。
 
ギロチン帝王の手踊りの存在は知っていたが見た事が無かった。手に入れた時、ついに入手出来た喜びもあったが「この先も何度かお目にかかるだろう」と軽い気持ちでいた。
 
がしかし、今まで自分が持っている物以外は見た事が無い。

『ジャイアントロボ』という作品の中でメジャーなキャラクターなのに何故ここまでお目にかからないのか謎である。

ゴジラの手踊り。コレクター歴の中で話は何度か聞いていたが自分が持っている物しか見た事が無い。
 

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