新総理総裁が直ちにすべきこと|島田洋一

新総理総裁が直ちにすべきこと|島田洋一

とるべき財政政策とエネルギー政策を、アメリカの動きを参照しつつ検討する。自民党総裁候補者たちは「世界の潮流」を本当に理解しているのだろうか?


話にならない岸田首相の定額減税

ここにも歴史があり、レーガンを引き継いだ父ブッシュが、共和党大会の大統領候補指名受諾演説で、「私の唇を読んでくれ。新税ゼロ(Read my lips.No new taxes)」と宣言しながら、就任後のなし崩し増税で支持を失った経緯から、「新税ゼロ」や「増税ゼロ」は米保守派では忌むべき言葉となっている。自民党との大きな違いである。

岸田首相が行ったような、一時的に涙金を配る類の「定額減税」では話にならない。本格的な減税及び規制改革を通じた経済活性化を実行していく政権でなければ、日本を「強く豊かに」は出来ない。トランプ共和党に先んじるくらいでなければならないだろう。

日本保守党の突き上げに期待

まだ国会に議席を持たないが、「安倍なき自民党」に愛想をつかした保守派が注目する日本保守党(百田尚樹代表、有本香事務総長)あたりに「突き上げ、突き動かす勢力」としての活躍を期待したい。

「原発ハラスメント委員会」の解体的再編を

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