今こそ、旧宮家の男系男子の皇籍復帰を!|和田政宗

今こそ、旧宮家の男系男子の皇籍復帰を!|和田政宗

皇室は我が国の根幹であり、我が国の歴史そのものである。日本共産党の志位委員長はかつて、「多様な性を持つ人びとが天皇になることも認められるべきだ」と述べたが、これは皇統の破壊である。こうした論を無意味にするために今やるべきこととはなにか。


皇室顧問の強化も欠かせない

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平成元(2019)年6月の雑誌『AERA』では、日本共産党の志位和夫委員長が「性的マイノリティーの方など、多様な性を持つ人びとが天皇になることも認められるべきだ」と述べた。

そうなれば、男系男子で継承してきた皇統が破壊されることになり、我が国の形が変わってしまう。こうした論を無意味にするためにも、旧宮家の男系男子の方々の皇籍復帰により、男系男子による皇位継承を未来永劫実現できるようにしていかなくてはならない。

今を生きている私たちが必ず実現する。そして我々は、将来の日本と皇室を守ったと歴史に記されるようになる。

さらに、旧宮家の男系男子の方々の皇籍復帰とともに、皇室顧問の強化も必要であると私は考える。現在も宮内庁参与として天皇陛下にご助言する立場の方たちがおられるが、やはり、過去、上皇陛下が皇太子時代に東宮御教育常時参与を務められた小泉信三氏のように、高く広い見識を持ち、皇室の現在と将来を考えられる覚悟を持った当代随一の教養人にお側にいていただくことが重要だ。

小泉信三氏は慶應義塾長を退任された後、東宮御教育常時参与となられ、皇室の未来のために、当時の皇太子殿下と美智子様との出会いやご結婚を強く後押しされた。

皇室は我が国の根幹であり、我が国の歴史そのものであり、お守りするためにあらゆる手を尽くしていかなくてはならない。この機に、何かひとつを成し遂げて終わりとするのではなく、男系男子による皇統継承が未来永劫続くために成すべきことを全て実現しなくてはならない。我が国を守るため、皆様と一丸となって実現することをお約束したい。

月刊『Hanada』2023年12月号

日本国憲法「改定」

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