【今週のサンモニ】偏向キャスティングで盲点を見抜けない|藤原かずえ

【今週のサンモニ】偏向キャスティングで盲点を見抜けない|藤原かずえ

『Hanada』プラス連載「今週もおかしな報道ばかりをしている『サンデーモーニング』を藤原かずえさんがデータとロジックで滅多斬り」、略して【今週のサンモニ】。今週はいつも以上にディープな左翼コメンテーターがそろってお届けしました。


実は、この関口氏が発する「~のような気がする」という定番の言い回しが、その後のスタジオトークの見事な伏線となるのです。

極めて興味深いことに、『サンデーモーニング』のコメンテーターは、まるで御用聞きが功を競うように、この関口氏の「~のような気がする」という当て推量を肯定する主張を展開します(笑)

田中優子氏:国連総会での人道目的の救済を求める決議は画期的だが、米国は反対した。日本はなんと棄権した。休戦に反対ということはもっと戦えということだ。棄権というのはどうでもいいということだ。本当に日本が棄権したのは恥ずかしい。

斎藤幸平氏の乱暴な【アナロジーの乱用】


先述したように、休戦を求めてハマス批判も求めるカナダ案に賛成し、休戦を求めてハマス批判を求めないヨルダン案に棄権した日本は、弱者に対する人権蹂躙に強く抗議したのであって、カナダ案に賛成している以上、ヨルダン案に棄権したことは必ずしも恥ずかしいとは言えません。

また、米国がヨルダン案の休戦に反対したことを非難するのであれば、同じくカナダ案の休戦に反対した中国&ロシアも批判するのが妥当です。米国と中国&ロシアを比較すれば、ハマス批判を求めた米国の方が、ハマス批判を求めない中国・ロシアよりもマシです。

斎藤幸平氏:日本が休戦案に棄権したのは残念だ。ジェノサイドを止めない欧米はウクライナの時と違うダブスタだとグローバルサウスの国々に思われても仕方がない。

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