関口宏氏:この『サンデーモーニング』が36年経ちました。そして私も80になりまして、そろそろ世代交代かということになりました。TBSともいろいろ話をしてきましたが、来年の3月一杯で世代交代することに致しました。あとは膳場貴子さんがやって下さいます。また、3月になりましたら詳しいことをお伝えいたします。引退する訳ではございません。
団塊の世代の兄さん的存在の関口宏氏の勇退は、戦後民主主義を洗脳したテレビ報道の終焉を象徴する出来事であると考えます。テレビが押し付けた戦後レジームから日本社会が解放される時代が遂に到来するものと考えます。
10年前にはご自身の意見を強く主張していた関口氏ですが、最近は「私はわかりませんが」を連発する空気のような存在となっていました。あと半年、できれば誰にも遠慮することなく、ご自身の考えの集大成を主張していただきたく思います。興味深く拝聴させていただきます。
個人ブログ「マスメディア報道のメソドロジー」にて、論理学や心理学の定義に基づいた、メディアの報道・政治家の議論における論理的誤謬などの問題点を指摘。「ひるおび」「報道ステーション」「NEWS23」「サンデーモーニング」などの具体的な放送内容や議員の答弁、記者の発言などを例示しての論理的な分析が話題を呼んでいる。記事の一部を言論プラットフォーム「アゴラ」にも転載中。