NHKの受診料は月額500円にすべき
放送はこのように大改革を迎える時代に突入していく。番組コンテンツも大競争時代となり、良質の番組を作らなければその放送局は淘汰され、逆に良質の番組を作ればネット配信をはじめ世界で勝負できることとなる。
私は放送局が電波という既得権にあぐらをかく状況を打破し、放送局が国民に資する番組作りを行い、国際競争力のある形にしていかなくてはならないと考える。
NHKの受診料も値下げをすべきである。私は月間500円にすべきであると考える。そのためにはNHKのスリム化が不可欠であり、バラエティ番組などをNHKが制作する必要があるのかと思っている。戦後の放送の黎明期のようにNHKがあまねくニュースから娯楽番組までを放送する時代はもう終わったのではないか。
バラエティ番組は民放でも放送されており、NHKが大きなコストをかけて制作する必要が果たしてあるのだろうか。NHKは放送法の規定により設立された法人であり、こうしたスリム化は放送法によって規定できる。スリム化の結論となり、もしNHKがそれを拒否するなら、民間放送局として生きていくことになる。
私は電波オークションの推進を政策に掲げ、放送局が抱え込んでいる周波数の開放を一歩一歩進めてきたが、電波オークションを上回る放送の大改革を進めていかなくてはならないと考える。自民党内の状況も大きく変わった。仲間である中堅若手の議員たちとともに実現していく。