お花畑政策をお花畑メディアがガン無視
松原耕二氏:岸田政治って何なんだろうか。岸田氏は何をしたい人なのか。今になってもわからない。岸田氏は「先送りされてきた課題に答えを出すことがこの政権の使命である」と。つまり積み残されたものを処理するんだ」と。それはやりたいことが政治家としてないことだ
この発言も本質的に政党政治というものを理解していないものです。
政党は特定の政策を実現することを目指す政治家が集まって構成される集団です。したがって、安倍総理であろうと、菅総理であろうと、岸田総理であろうと、選挙で国民から負託された自民党の公約を実現することが課されます。その中でも「先送りされた」あるいは「積み残された」という課題は基本的に実現困難な重要政策であり、これを実現することは政治生命をかけるだけのやりがいがある重大な仕事であると言えます。
防衛整備・原発稼働は安倍政権も実現できなかった日本の最重要課題であり、入管法改正とLGBT理解増進法も安倍政権時代からの積み残しでした。まさに最大の難問をクリアした岸田首相に対して「やりたいことがない」などと断ずるのは、政治記者としての素養が疑われると言います。
もっと言えば、岸田首相は「核なき世界」を実現したいと強く公言しています。
専制覇権国家である中露北が世界を核で脅している現状では実現可能性がほぼゼロな政策ですが、一国の首相が「やりたい」と執拗に繰り返しているお花畑政策を、世界一のお花畑メディアがガン無視して「やりたいことがない」としてしまうのはあまりにも残酷過ぎます(笑)
朝日新聞論説兼編集委員のルサンチマン
ところで、常に人権を振りかざしてスケープゴートを悪魔化するサンモニ出演者ですが、ちょっと油断していると、彼ら自身が人権意識に反するトンデモ発言をしていることがあります。タイタニック号への潜水艇ツアー事故の話題で高橋氏は次のように語りました。