【今週のサンモニ】高橋純子朝日新聞論説兼編集委員の勘違いとルサンチマン|藤原かずえ

【今週のサンモニ】高橋純子朝日新聞論説兼編集委員の勘違いとルサンチマン|藤原かずえ

『Hanada』プラス連載「今週もおかしな報道ばかりをしている『サンデーモーニング』を藤原かずえさんがデータとロジックで滅多斬り」、略して【今週のサンモニ】。今週もスケープゴートを無理やり批判の偏向報道でお送りしていました。


一糸乱れることなく子供騙しに加担

サンモニは、このような法案賛成の論拠となった法律の【便益 benefit0】を一切説明することなく、法律の【ハザード hazard】のみを強調し、政府と与党を悪魔化したのです。そして今回も御多分に漏れず偏向コメンテーターが一糸乱れることなく、この子供騙しに加担します。

寺島実郎氏:岸田政治の本質は何かということだが、「丁寧な説明」と言い続けながら極めてうつろな説明しかしないことに大きな特色がある。

エネルギーを例にとると、原子力重視に切り替えたわけだが、3・11後の日本の大きな政策の転換なわけだ。法等に国民の目を見て1時間でも2時間でも説明し切るだけの政策の基盤にある思想を持っているのか。

なぜわかりにくいのかといえば、アベ政治の呪縛の中でもがいている。外交ではプーチンと27回会って、一番プーチンと蜜月にあった。それが「G7だ」「NATOだ」ということで、軍事的なG7、NATOの結束の中にどんどん肩入れして行って、アベ政治とは全く違う断絶という方向に行っている

まず、国会議事録を見れば一目瞭然ですが、野党やメディアによる原発政策反対に対して反証側に立っている岸田政権は、電力不足と電気料金高騰に苦しむ国民の目を見て、今国会(第211回国会)だけでも、延べ150以上にわたる本会議・各種常任委員会・原子力問題調査特別委員会などを通じて、原発政策の説明責任を散々果たしました[下記会議録リンク先参照]。

原発回帰のどこに問題があるのかの立証責任を果たすことなく原発を停止させ、偉そうに批判だけしている怠慢な野党やメディアとは全く違います。

また、寺島氏が何を言いたいのかさっぱりわかりませんが、アベ政治の呪縛の中でもがいているのは旧態依然と安倍批判を繰り返しているメディアであって、岸田政権ではありません。

国民の目を見ていないのは、原発停止を扇動して国民を苦しめているサンモニの方です。

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