T-800は見栄えは素晴らしいが頭の幅が細い。これでは駄目だね。
ウルトラマンゼロのライフサイズは文句なし。エクセレント!
OGRM製ターミネーター2のT-800、エンドスケルトンの胸像はメッキ仕上げで実に見事だ。ライフサイズのプロップレプリカではあるが、難点もある。
まず、下を向きすぎている。高い所に置けばT-800が自分を見下ろす感じで良いかもしれないが、それにしても、である。
そして一番の難点は、頭の幅が細いという事だ。撮影用プロップの中でも電飾入りグレードの高いものを手に取って見た事が何度もあるが、頭の幅が全然違う。
原型を抜いた時か量産する時に頭の縮みが出てしまったのだろう。オリジナルを型取りし樹脂で抜く時は、縮みや引けや歪みが出にくい素材と技術が必要。そういった技術無しで原型を作ると悲劇でしかなくなる。
CoolPropsのウルトラマンゼロの胸像は製品になっても素晴らしい出来だ。円谷プロにあるウルトラマンゼロの胸像をスキャニングしサイズにも拘って作っている。
CoolPropsとサイドショウの中国工場は同じだそうだ。
ちゃんと打ち合わせをし、現地で指示を出しダメ出しさえしっかりやれば、ちゃんとしたものが出来るという証明だ。アイアンマンもこれくらいちゃんと作ってくれていれば最高に良いものが出来るのに。サンプルは本物そのものなのだから。
ライフサイズのプロップレプリカの良し悪しを見分けるのは本当に大変だ。プロップレプリカとプロップ風レプリカを区別する所から入り、品質を見極める。でもね、サンプル画像に騙されちゃうのだよね。
予約発売はあっという間に品切れになってしまうから焦ってクリックしてしまうし、製品が届くまで1年~2年かかるものもあるから。何でも手に入る時代になっても、困難は付きもの。つくづくそれを感じてしまう。
昭和45年8月22日生まれ。たけし軍団初の2世タレントとして、91年デビュー。趣味の特撮キャラ収集では、30年以上前から専門誌やイベントで資料提供している。主催のお笑いライブは、個人主催では最長記録である。