なべやかん遺産|「胸像」

なべやかん遺産|「胸像」

芸人にして、日本屈指のコレクターでもある、なべやかん。 そのマニアックなコレクションを紹介する月刊『Hanada』の好評連載「なべやかん遺産」がますますパワーアップして「Hanadaプラス」にお引越し! 今回は「胸像」!


がっかりだったアイアンマンの胸像

アイアンマン・マーク3(右)とマーク7(左)。マーク3は素晴らしい。

今回はプロップレプリカの中から等身大胸像を紹介しよう。

まずはアイアンマンから。サイドショウから発売されたアイアンマン・マーク3の胸像。サイドショウからアイアンマンの胸像はいくつか発売されているが、個人的にマーク3のダメージバージョンが一番良く出来ていると思っている。塗装も実に良い。

でも、若干小さい。これは量産品の縮みだと思う。ノーダメージバージョンも発売れているが、塗装が駄目。ダメージバージョン・マーク3が良かったのでマーク7を買ってみたら駄目だった。

何が駄目かと言うと、エッジや溝などが緩い。発売前の商品サンプル写真は実に見事なのに!
 
ハリウッドに行った時、Legacyeffectsを見学した。Legacyeffectsは特殊造形の会社で、映画で使われるプロップを作っている工房だ。撮影用アイアンマンもLegacyeffectsで作られていて、サイドショウ発売のアイアンマンもここでサンプル原型を作っている。

見学した時にサイジョショウのアイアンマンの事を聞くと、撮影用アイアンマンを担当した人が作っているので本物だという説明を聞いた。

アイアンマンはデータを使ってモックアップを作っているので、データさえあれば本物と同じものが作れる。

あとは仕上げの問題だが、アイアンマン担当者が作ればオリジナルと同じものが作れる。Legacyeffectsでサイドショウ用のサンプル原型を見た時、理想的なアイアンマンだったので帰国後早速注文した。
ところが届いたものは残念なアイアンマンだった。

塗装も悪い、表面もボコボコ、エッジも溝もユルユルだった。中国の工房で量産されるとここまで質が落ちるものなのか?
 

アイアンマン・マーク7は、製品としての仕上げが緩い。

困難な良し悪しの見分け

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