「握手したくらいで、その人に投票しようと思うだろうか」という疑問もあるが、コラムによれば〈握手は触感的で個人的な接触であるため、さほど強い党派心や問題意識を持っていない有権者(無党派層)はこうした簡単な接触で判断してしまいがちとなる〉。
まもなく参院選、多くの候補が街に繰り出し有権者と接近する機会を持つ。有権者としては、候補者たちの表情やレトリックに気を払うのはもちろん、握手する手が「死んだ魚」や「ポンプ型」になっていないか、実際に確かめてみるのもいいかもしれない。
ライター・編集者。1980年埼玉県生まれ。月刊『WiLL』、月刊『Hanada』編集部を経てフリー。雑誌、ウェブでインタビュー記事などの取材・執筆のほか、書籍の編集・構成などを手掛ける。