【読書亡羊】選挙という「祭り」は踊らなければ損! 畠山理仁『コロナ時代の選挙漫遊記』(集英社)

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その昔、読書にかまけて羊を逃がしたものがいるという。転じて「読書亡羊」は「重要なことを忘れて、他のことに夢中になること」を指す四字熟語になった。だが時に仕事を放り出してでも、読むべき本がある。元月刊『Hanada』編集部員のライター・梶原がお送りする週末書評!


そのほか、選挙事務所を訪ね「政策が分かるパンフレットをください」と声をかけることもすすめている。

次の戦いはもう始まっている

畠山氏は単に「面白候補」をいじるために選挙取材を続けているのではない。候補者が多い活気ある選挙こそ民主主義の活力の源であり、有権者の目も養われるのである。最初は「楽しもう」という目線でもいい。まずは入り口に立つことが重要だ。

「選挙をまじめに楽しもう」という雰囲気は広がりつつある。総選挙後、せいかつきろく社編『家庭用 せんきょく記録』(景文館書店)が発売された。表紙には「ことしの政治を記録する つぎの選挙までのノート」とあり、「政治をどう変えるか」「政治の記録」などに分かれた詳細な記入欄が設けられている。ゲーム感覚で空欄を埋めていけば、一年後には立派な記録台帳が出来上がる。

次の大型選挙は参院選で、2022年7月25日までに行われる。次の選挙戦はもう始まっているのだ。

家庭用 せんきょく記録

梶原麻衣子 | Hanadaプラス

https://hanada-plus.jp/articles/712/

ライター・編集者。1980年埼玉県生まれ。月刊『WiLL』、月刊『Hanada』編集部を経てフリー。雑誌、ウェブでインタビュー記事などの取材・執筆のほか、書籍の編集・構成などを手掛ける。

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