〈文科省の会議室に対象者が集められて、人事課長が「国歌斉唱!」と言って君が代が流れるんですよ。いろいろおかしい表彰式なので、私も適当に声帯を振動させて発声はしていましたが(以下略)〉
1度は「歌いました」と言っているのに、2度目は断じて「歌った」とは言わない。
こういうところが、リベラルの方々にはウケるんでしょうけどね。
おそらく多くの編集者が考え、すでに企画が進んでいるかもしれませんが、望月衣塑子さんとの対談を楽しみにお待ちしております。
【本書の「気になるポイント」】
インタビュアーの山田厚史さんは元朝日新聞編集委員。前川さんに負けず劣らず輝かしいご経歴を掲載していますが、昨年末に立憲民主党から衆院選に立候補して落選したことがプロフィールから抜けています。
落選は隠さなければならないことではないし、読者にとっては必要な情報なので、きちんと明記された方がよろしいかと思います。まだ前回選挙から1年未満ですからね。
ちなみに、「選挙を通じて感じたことは、敵は安倍政権ではない。有権者の無関心、政治不信こそ市民選挙が戦う最大の障害」とのこと。お疲れ様でした。