担当者からは「気持ち悪いものはほどほどで」
今回の展示、なべやかんコレクションは岩崎ミュージアムで働くエモリさんから「動物モノがいいです」と言われていた。動物モノって何かあったかな…と考えていると「あと、気持ち悪いモノもお願いします」と言われ、それだったら沢山あるとテンションアップしていると、岩崎ミュージアムの小池さんから「気持ち悪いものはほどほどで」と言われてしまい、バランスを取るのが大変だった。
展示した動物モノは、5メートルのゴリラの顔(マイティ・ジョー)、Ironhead(ハリウッドの特殊造形会社)のゴリラマスク、メカニック牛の頭、バイソンの頭などである。
マイティ・ジョーの顔もでかいがバイソンもメカニック牛も実物大なので、これらも大きい。牛類はどちらもテレビコマーシャル用に作ったものだと思われるが、正確な事はよくわかっていない。滅多にお披露目出来ないので、展示が出来た事が嬉しい。これこそコレクターの喜び。
その他に、スターウォーズやE.T.や宇宙服(サザンオールスターズが30周年アルバムで着用)、そして気持ち悪いモノは、ホラー映画キャラのマスクや映画で使った生首、腐った生首、電気椅子で焼けた生首などを展示した。
チングル後藤さんは、憧れの水森亜土さんが実際に着用したステージ衣装をはじめ、60~80年代の古着、それらを天井から無造作に吊るした。吊るしのイメージは、渋谷のスクランブル交差点を真下から見上げた感じだ。カラフルな人の交差が楽しめる。
エモリさんが望んだゴリラ達。ガッツさんだけ革パンの拘り。
牛とレコードと宇宙人と座頭市。部屋とワイシャツと私より複雑。
スペースコーナーは、UFO、スターウォーズ、サザンの宇宙服が並ぶ。