自民党が負けた理由
浜田敬子氏:特に自民党の権力闘争みたいなところが嫌なわけです。また、旧派閥のような人が出てきたり、歴代総理の長老政治みたいな、こういうことで代えて生き延びようとする。そういうところが嫌だから自民党に対してNOと言った。
それがわかってないというのが、本当に自民党って賞味期限が切れているというのは前から言われていますけども、本当に最後そうなった。
もう一つが「負の遺産」という言葉が何度も出てきますけども、これは石破さんが選挙の顔だから負けたわけでなくて、この政権を自民党が取り直してからの積み重ね、十数年やってきたことの積み重ねが評価されてないわけですよね。
客観的に考えれば、浜田氏の見立てが敗因であるという可能性は極めて低いと考えます。
もしそうならば、浜田氏の見立て通りであるのならば、それを言い続けてきた立憲民主党・れいわ・共産党・社民党が大勝しているはずですが、立憲民主党は議席を一つも増やせず、現状維持、れいわは埋没し、共産党はじり貧、社民党は存亡の危機でした。
一方、今回の参院選で躍進したのは、国民民主党と参政党でした。

参議院選挙 自民・公明 過半数割れ【全議席 確定】 | NHK
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20250720/k10014867361000.html【NHK】20日に投票が行われた第27回参議院選挙。125の議席をめぐって争われ、各党の獲得議席が決まり、自民・公明両党は過半数の…
なぜ、自民党が負けたかと言えば、意味不明で優柔不断であると同時に、安倍・菅・岸田政権と比べてほとんど成果が上がらない石破氏の政権運営に若い支持層が失望し、国民民主と参政党に票を写したと考える方が蓋然的といえます。