そして、石破氏はもう一つ大きな責任をとらなければなりません。それは過去に、参院選で敗北した安倍晋三総裁に対して、石破氏が敗北の責任を追及したことからくる責任です。

「退陣なければ党終わる」18年前の石破首相の正論、参院選敗北の安倍氏に 夕刊フジ再掲
https://www.sankei.com/article/20250722-FXKFELCEPRB6VBUOQFK7MXHRQ4/?outputType=theme_election202520日投開票の参院選で自民党は歴史的惨敗を喫しながら、石破茂首相が〝居座り〟を決め込んでいる。だが、党内で退陣論は高まりつつある。石破首相を巡っては、平成19…
当然、二重規準は許されません。加えて、石破氏には、司法で裁定が済んでいた不記載問題を再燃させ、党内で処分を行ったという過去があります。

石破首相 不記載で「党員資格停止」の議員など非公認の方針 | NHK
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20241006/k10014602421000.html【NHK】石破総理大臣は、次の衆議院選挙に向けて、自民党の政治とカネをめぐる問題で収支報告書に不記載があり、「党員資格停止」の処分…
人を罰する人こそ、清廉潔白である必要があることは自明です。石破氏は、自らの行動に対する法的・道徳的責任である【負担責任 liability】を負う必要があります。
以上まとめると、石破氏は、自民党総裁として、役割責任・因果責任・能力責任・負担責任を負う義務があり、辞任するのが妥当です。
ただし、石破氏が、もし総裁を続けたいのであれば、方法はあります。もう一度総裁選に立候補して、党員の信を問い、当選すればよいのです。それが党内民主主義というものです。もちろん、おススメはしませんけどね(笑)